宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 5/21 12:32 更新 太陽風は穏やかな風に戻っています。太陽はフレアの発生はなく、穏やかです。 担当 篠原 今朝の金環日食はいかがでしたか。 ニュースを見ると、各地で楽しむことができたようですが、 こちら鹿児島高専では、残念ながら雲が空を覆い続けて、 戻りかけた頃に一瞬太陽が見えただけで、 金環日食は全く見ることができませんでした。 唯一できそうな撮影として、隣の校舎に向かって、 カメラの設定を固定して連続写真を撮ってみました。 金環になっているのは、7時20〜24分頃です。 その時間帯を中心に、景色が暗くなっています。 肉眼では、ここまではっきりとはしませんが、薄暗さは十分感じました。 強い風が吹き荒れる中、今回の日食はこの薄暗さを味わっただけでした。 太陽風の乱れは、昨日のニュース以降は次第に弱まり、 速度は、440km/秒から370km/秒へ、 磁場強度は、8nTから4nTへそれぞれ下がっています。 CMEに関係した太陽風の変化は通り過ぎた様です。 太陽風磁場の南向きも、昨日いっぱいは-5nT弱の振れが続きましたが、 その後は、0nT付近で前後する様になっています。 このため、AE指数のグラフは、 前半は300〜1000nTとある程度活動的な変化が見られましたが、 後半は静かになっています。 太陽風は、このまま穏やかな状態が続き、 明後日くらいに、コロナホールによる弱い乱れがやって来るかもしれません。 そのコロナホールは、SDO衛星AIA193の中心やや右側に小さく見えています。 太陽は、フレアの発生はなく、穏やかになっています。 黒点は、北半球側にずらっと並んでいるのですが、 活動度は低いようです。 (c) 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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