宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2012/ 5/19 06:57 更新 1476黒点群は見えなくなりました。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 1476黒点群は太陽の西側に回り込み、見えなくなりました。 GOES衛星のX線動画によると、没した向こう側でフレアの活動を続けていて、 X線グラフのCクラスの活動は、1476群によって起こされている様です。 一方、太陽面には、1482、1484群など、いくつもの黒点が見えていますが、 現在は、あまり活動的ではないようです。 太陽は、しばらく穏やかになるかもしれません。 M5フレアに伴って増加していた高エネルギーの陽子は、 ゆっくりと減少を続けています。 ちょうど警戒レベルの破線を下回った頃です。 太陽風は、420km/秒と平均的な速度が続いています。 磁場強度はゆっくりと下がって、5nTとこちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、弱い南向きが続いています。 このため、AE指数で300〜500nTの小規模のオーロラ活動が発生している様です。 今日は昭和基地のページが止まっていて、見ることはできませんでした。 太陽風は、基本的には穏やかな風が続くと思われます。 一方、M5.1フレアに伴って発生したCMEの影響が、 今日か明日くらいにやって来るかもしれません。 噴き出したCMEの端の方が当たるくらいなので、変化は小さいでしょう。 ACEの太陽風のグラフを見ながら、到来を待ってみて下さい。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽放射線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |