宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (06:57)
今日、C2.0の小規模フレアが発生しました。
また、M5.1の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/19 03:30 C1.9
00:44 C2.0
5/18 21:52 C1.8
16:52 C3.6
5/17 09:45 M5.1

黒点  5/18 (NOAA)
磁場 フレア
1476 2 β M5
1477 1 α ---
1478 1 α ---
1479 1 α ---
1481 1 α ---
1482 10 β ---
1484 15 β ---
1485 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
06:48 413 -0.6
-2 h 394 -0.2
-4 h 414 -2.4
-6 h 405 -2.8
-8 h 397 -0.7
-10 h 412 -2.4
-12 h 421 -1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
06:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 6.5 9x10^2
5/19 10.0 1x10^3
5/18 69.7 8x10^2
5/17 255.0 1x10^4
5/16 0.5 9x10^3
5/15 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 5/14 11:52 1476黒点群は規模が小さくなっています。太陽風はやや高速の風が続き、磁気圏の活動も続いています。
2012/ 5/15 11:14 太陽ではCクラスのフレアが度々発生しています。太陽風の速度は下がりつつあります。
2012/ 5/16 10:27 太陽風は低速になりました。磁気圏も穏やかです。C1程度のフレアが続いています。
2012/ 5/17 09:12 太陽風磁場の南向きが強まり、オーロラの活動を強めました。太陽のフレア活動は落ち着いています。
2012/ 5/18 12:49 沈みかけた1476黒点群でM5.1の中規模フレアが発生しました。CMEの噴出も発生しています。
最新のニュース

2012/ 5/19 06:57 更新
1476黒点群は見えなくなりました。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

1476黒点群は太陽の西側に回り込み、見えなくなりました。
GOES衛星のX線動画によると、没した向こう側でフレアの活動を続けていて、
X線グラフのCクラスの活動は、1476群によって起こされている様です。

一方、太陽面には、1482、1484群など、いくつもの黒点が見えていますが、
現在は、あまり活動的ではないようです。
太陽は、しばらく穏やかになるかもしれません。

M5フレアに伴って増加していた高エネルギーの陽子は、
ゆっくりと減少を続けています。
ちょうど警戒レベルの破線を下回った頃です。


太陽風は、420km/秒と平均的な速度が続いています。
磁場強度はゆっくりと下がって、5nTとこちらも平均的な状態です。

磁場の南北成分は、弱い南向きが続いています。
このため、AE指数で300〜500nTの小規模のオーロラ活動が発生している様です。
今日は昭和基地のページが止まっていて、見ることはできませんでした。


太陽風は、基本的には穏やかな風が続くと思われます。
一方、M5.1フレアに伴って発生したCMEの影響が、
今日か明日くらいにやって来るかもしれません。

噴き出したCMEの端の方が当たるくらいなので、変化は小さいでしょう。
ACEの太陽風のグラフを見ながら、到来を待ってみて下さい。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽放射線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。