宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 5/15 11:14 更新 太陽ではCクラスのフレアが度々発生しています。太陽風の速度は下がりつつあります。 担当 篠原 太陽の可視光写真を見ると、 1476黒点群はだいぶ小さくなってしまいました。 それでも、小規模のフレア活動は続いていて、 C4.1、C2.5などのCクラスフレアや、 GOES衛星のX線動画を見ていると、小さな活動が頻繁に起きています。 また、東端に現れた黒点群でも、小さな変動が良く見られています。 南東の1483黒点群では、C1.7のフレアも発生しました。 この領域の太陽コロナの様子を、SDO衛星AIA171の動画で紹介します。 ループプロミネンスの輝きや、暗いガスが噴き上がって行く様子など、 様々な変動を見ることができます。 太陽の東側は、黒点は小さいですが、活動的な領域が多く、 今後の活動に注目してください。 太陽風は、昨日の午後に速度が480km/秒から440km/秒に一段下がり、 高速状態は終わりつつある様です。 この後、12日のCMEの影響で、太陽風の弱い乱れが到来する可能性がありますが、 全体としては、太陽風は次第に穏やかな風に変わって行くでしょう。 磁気圏の活動も弱まっています。 AE指数のグラフは、変化の幅が小さくなり、 300nT程度の小規模の乱れが部分的に見られる程度です。 太陽風が更に穏やかになれば、磁気圏も穏やかな状態が続くでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、 昨日と同程度で、GOES-15(青線)は10,000の線に達しています。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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