宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 5/13 13:32 更新 速度はやや下がりましたが、高速太陽風が続いています。フレアの活動は弱まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、550km/秒から470km/秒ほどへ、 ゆっくりと下がっています。 変化の幅はそれほど大きくなく、太陽風はまだ高速の状態が続いています。 ACEの図の前半、12日22時(世界時12日13時)頃に、 磁場強度の小さな強まり(4nTから6nT弱へ)と、 速度の小さな変化(550km/秒から600km/秒弱へ)が起きています。 この辺りから、小さなコロナホールの影響が及び始めたのかもしれません。 磁気圏では、小規模や中規模のオーロラ活動が続いている様です。 AE指数のグラフは、前半は300〜500nTの変化が、 後半からは500nT以上の変化が頻繁に起きています。 この活動の一部、世界時12日22〜24時の昭和基地の様子を動画で紹介します。 月が小さくなってきたこともあり、空全体を覆うようなオーロラの輝きが 美しく記録されています。 速度の高い太陽風は、明日くらいまで続くかもしれません。 放射線帯の高エネルギー電子は、昨日よりももう一段上昇して、 GOES13の赤線も10,000の線を超えています。 一方、その後の磁気圏の活動に伴って、大きく減少している様です。 明日はもう10,000の線を割っているかもしれません。 昨日のニュース以降、太陽の活動は落ち着いています。 C1からC2の小さな小規模フレアが数回起きた程度で、 1476黒点群の勢いが弱まった様です。 可視光線の写真でも、黒点は小さくなっている様です。 つい先ほど、C4.5とやや大きめの小規模フレアが発生しました。 発生地点は1476黒点群の様です。 このまま単発で終わるのか、再び活動度が上がるのか、 この後の変化も注目してください。 南極の昭和基地で、全天カメラにより撮影されたオーロラの活動。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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