宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 5/12 09:05 更新 1476黒点群のフレア活動は続いています。太陽風の速度は少し下がりましたが、高速風は続いています。 担当 篠原 1476黒点群の活発なフレア活動は続いています。 昨日から今日にかけて、Mクラスのフレアは起こりませんでしたが、 C3.1、C2.8、C2.3、C4.3、C3.5、C2.1、C6.1、C4.1と、 C2以上のフレアを8回、C1から数えると20回のフレアを起こしています。 GOES衛星のX線グラフは、変化のピークは高くないものの、 小刻みな変化が絶え間なく起こっています。 また、X線カメラによる動画を掲載します。 中央の1476黒点群は、ちかちかと活発に輝いています。 引き続き、活発なフレアの発生が予想されます。 Mクラスや、Xクラスのフレアも発生する可能性があるので注目してください。 太陽風は、昨日のニュース以降、速度が550km/秒に下がり、 以降、ほぼ一日の間、この状態で安定しています。 少し下がりましたが、高速風は続いています。 磁場強度は4nT前後で推移しています。 次第に弱まってきている印象で、 太陽風の速度はゆっくりと下がって行きそうです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 今回の高速風をもたらしたコロナホールは、もう太陽の西の端に近付いています。 次は、南西(右下)付近に見える小規模のコロナホールの影響が どの程度地球に及ぶかです。 磁気圏のオーロラ活動は、AE指数で500nT前後の中小規模の活動が続いています。 これから、太陽風の乱れは弱まる傾向にあると思われるので、 磁気圏活動の規模も小さくなっていくでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、 青線のGOES-15のグラフが10,000の警戒レベルに達しています。 もう少し上昇しそうな雰囲気ですが、明日はどうなるでしょうか。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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