宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 5/14 11:52 更新 1476黒点群は規模が小さくなっています。太陽風はやや高速の風が続き、磁気圏の活動も続いています。 担当 篠原 SOHO衛星LASCO C3の写真に、プレアデス星団(すばる)が姿を現しました。 すばるは、夜空では冬の星ですが、 宇宙天気では、太陽越しに見るため、 春から初夏へ季節が移る頃の星になっています。 これからゆっくりと太陽の向こう側を横切って行きます。 太陽では、昨日のニュースの頃に、C4.4の小規模フレアが発生しましたが、 その後、13日17時(世界時13日8時)に、同じく1476黒点群で、 C7.0と大きめの小規模フレアが発生しました。 目立った活動はこの2つくらいで、1476黒点群の弱まりは続いている様です。 可視光写真の広がりも、だいぶ小さくなってしまいました。 一方、太陽の東側では、1481、1482、1483、1484と、 4つの黒点群が現れています。 GOES衛星のX線カメラの動画を見ていると、 この他にも、太陽の東端では、いろいろと活動が続いているようです。 今後の変化にも注目してください。 太陽風は、400km/秒台後半のやや高速の風が続いています(ACEの図の黄色線)。 小さなコロナホールの影響がある程度及んでいるのでしょう。 磁場強度(白線)も、5nT前後と平均的な強さが続いています。 磁場の南北成分(赤線)は、ACEの図の前半で -3〜-5nTの南向き(マイナス向きの変化)の傾向が半日ほど続いています。 このため、AE指数は500nT程度の中規模の変動が長時間続いています。 太陽風の強まりは、今日くらいで終わり、 明日からは次第に下がって行くのではないかと思います。 ただ、12日に太陽の南東(左下)で発生したCMEの弱い影響が、 明日、15日くらいにやって来るかもしれません。 その場合は、小規模の太陽風の乱れが見られるでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、 一旦大きく下がりましたが、GOES15のピークは今日も10,000を超えました。 高い状態が続いています。 SOHO衛星LASCO C3カメラにプレアデス星団(すばる)が現れました。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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