宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 5/11 13:08 更新 1476黒点群の活発な活動が続いています。太陽風も高速状態が続いています。 担当 篠原 1476黒点群の活発な活動が続いています。 昨日の昼、10日13時(世界時10日4時)にM5.7、 今朝、11日5時半(世界時10日20時半)にM1.7と、 ふたつの中規模フレアを起こし、 その他にも、C7.9、C8.3、C4.7、C4.2など、小規模フレアを数多く起こしています。 活動の様子を、SDO衛星AIA193の動画で紹介します。 活動領域(明るく光っている部分)のあちこちで、活発な輝きが見られます。 黒点の姿は現在も大きく、今後も活発なフレア活動が考えられます。 Xクラスの大規模フレアの発生も含めて、引き続き注意してください。 太陽風は、600km/秒台前半の高速の風が続いています。 ACEの図では、速度のグラフは600〜650km/秒の範囲で 安定した状態になっています。 磁場強度は4nTと、若干弱まっています。 このため、高速風は最高速度に達しているのだと思われます。 前周期の変化を参考にすると、明日くらいから速度は次第に下がりそうです。 その後、昨日のニュースで書いたように、 小さなコロナホールの影響が見られるかもしれません。 その場合、高速太陽風の期間が前周期よりも数日延びることになるでしょう。 磁気圏のオーロラ活動は、AE指数の振れ方は昨日よりは小さくなりましたが、 500nT前後の変化がずっと続いています。 放射線帯の高エネルギー電子は、 GOES-15(青線)のグラフが10,000近くまで増加しています。 明日にかけて更に高まる可能性があるので、注意してください。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 世界時5月10日の、AU,AL指数(上段)とAE指数(下段)。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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