宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 5/ 6 09:31 更新 太陽の東端から現れた黒点群でMクラスフレアが発生しました。太陽風、磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽の東端から、1476黒点群が姿を現しました。 現れるとともに、活発にフレアを起こしています。 昨夜、5日22時半(世界時5日13時半)にM1.4の中規模フレア、 今朝、6日8時(世界時5日23時)にもM1.3の中規模フレアを起こしています。 その他にも、Cクラスの小規模フレアをいくつも起こしていて、 GOES衛星のX線のグラフは、昨日から変化が活発になっています。 今後どの様な活動を起こすのか、注目してください。 太陽風は、低速の穏やかな状態が続いています。 速度は、300km/秒とかなり遅い風が続いています。 現在は330km/秒に少し上がっていますが、低速の傾向は続くでしょう。 磁場強度も、5nTと平均的な強さで安定しています。 南北成分は、北向きに振れています。 このため、磁気圏は静穏で、 AE指数はほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 太陽の中央部に縦に大きく広がるコロナホールの先頭(右端)は、 太陽の中心線に達しています。 すると、3日後にあたる5月9日以降は、 このコロナホールから吹き出す高速の太陽風の影響を受けそうです。 27日周期の図を見て下さい。 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の4月12日にも、 高速太陽風がやって来ています。 この時は、最高速度は650km/秒に達し、4日間ほど高速風が続きました。 フレア速報をTwitterに流していますが、 この頃、自動書き込みが不安定で、 今朝の速報も書き漏らしてしまいました。 記事更新のお知らせもうまく書き込めなかったりしています。 何が悪いのか分からず困っていますが、 フレアや記事更新の速報は、メールでもお知らせしています。 記事の上部にある「速報メール」のリンクからお申し込み下さい。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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