宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 4/ 5 09:43 更新 太陽風の磁場が南向きに強まっています。オーロラの活動も強まっています。 担当 篠原 太陽風の磁場が南向きに強まっています。 昨日のニュースの後、太陽風磁場の南北成分は一旦0nT付近に弱まったのですが、 今朝、5日5時(世界時4日20時)頃から -7〜-8nTとやや大きく振れ続けています。 このため、磁気圏の活動も強まっているようです。 AE指数のグラフはやっとデータが出始めたところですが、 600nTを超えて中規模の変動になりそうです。 ただし、太陽風の速度が320〜340km/秒とだいぶ遅いため、 磁気圏変動の規模はあまり大きくはならないでしょう。 南極の昭和基地でも、この変化に関係するオーロラの強まりが観測されています。 動画をご覧ください。 満月に近い月明かりのため、夜空がかなり明るくなっているのが残念ですが、 その代わり、全天カメラの周辺を見ると昭和基地の施設がいろいろと見えています。 説明できないのが残念ですが、現地の雰囲気を感じることができて興味深いです。 太陽風はこの後も低速の状態が続くと思います。 一方、磁場が南寄りに振れる傾向がどこまで続くのか注目しています。 この傾向が続くと、オーロラの発生も続くでしょう。 太陽では、昨夜、5日1時(世界時4日16時)に、 1450黒点群でC1.2の小規模フレアが発生しました。 この後も活動が続くのかどうか、注目してください。 鹿児島高専は、今日が入学式、明日は始業式と、 春休みが終わって学生達が帰ってきます。 忙しくなりますが、静かだった学校に活気が戻ってきます。 校内は桜がほぼ満開で、素敵な入学式になりそうです。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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