宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2012/ 4/ 3 12:12 更新 太陽風磁場の南向きが続いています。磁気圏の活動も続いています。 担当 篠原 太陽風磁場の南向きが続いています。 昨日のニュース以降も、太陽風の磁場強度は5〜6nTで安定するとともに、 南北成分はほとんどの時間帯で -5nTの南向きになっていました。 一方、太陽風の速度は、350km/秒から現在は300km/秒と低速の状態が続いています。 このため、南向き磁場の影響で磁気圏活動は連続的に発生していますが、 AE指数の変動の規模は500nT前後と小中規模に留まっています。 磁場の南向きはこの後どのくらいまで続くのでしょうか。 また、弱いコロナホールの影響がこの後やって来る可能性があります。 太陽風の速度に変化が見られたり、磁場の変化なども起きる可能性があります。 あまり大きな変化にはならないと思われますが、引き続き注目してください。 太陽は、X線のグラフではCクラスに届く変化は起きていません。 しかし、X線の動画を見ると、北東部の1450黒点群から1452黒点群にかけて、 小さな活動が頻繁に起きています。 今後、変化が強まる様だと注意が必要でしょう。 現在、鹿児島はかなり強い風が吹いています。 咲いたばかりの桜の花が飛ばされてしまいそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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