宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 4/ 2 11:10 更新 太陽風は低速です。磁場の南向きが強まって、オーロラの活動も続いています。 担当 篠原 太陽風は、340km/秒前後と低速の風が続いています。 磁場強度も、5〜7nTとやや強まった状態が昨日から続いています。 太陽風としては穏やかなのですが、 磁場の南北成分が、昨夜、1日21時(世界時1日12時)頃から南向きに強まり、 以降、半日にわたって-5nTの南向き磁場が続いています。 このため、磁気圏のオーロラ活動が強まっています。 AE指数の図も、後半から変化が大きくなり、 中規模の変動が続いています。 南極の昭和基地で撮られたばかりのオーロラを紹介します。 今朝、2日9時(世界時2日0時)から1時間半の変化です。 春分を過ぎて、オーロラの季節が南半球側へ移ったということを感じます。 今後の太陽風は、明日くらいまでは穏やかな状態が続きそうです。 磁場の南向きが続けば、 現在見られている小中規模の磁気圏活動も継続するでしょう。 また、明後日くらいからは、 太陽のコロナに見える淡いコロナホールの影響が見られるかもしれません。 影響は限定的だと思いますが、太陽風の変化に注目してください。 太陽のフレア活動は穏やかで、 X線のグラフには目立った変化はありません。 STEREO Behind衛星で東の向こう側を見ても、 今のところ、特に活発な領域はなさそうです。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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