宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 3/30 12:18 更新 太陽の東端に活動的な領域が近づき、Cクラスのフレアを起こしています。太陽風は低速です。 担当 篠原 昨日に続いて、角田桂子さんよりお送り頂いたアイスランドの写真を紹介します。 今日は、極域で見られ、高度20〜30kmと非常に高いところに発生する真珠雲です。 オゾン層の破壊との関係で名前を聞くこともあります。 太陽の光を受け、虹のようなとてもきれいな色をしています。 夜明けの写真だそうです。 美しい写真をありがとうございます。 昨夜、29日22時(世界時29日13時)に、 太陽の北半球東端でC5.0の小規模フレアが発生しました。 太陽の向こう側で活発に活動していた活動領域が、いよいよこちら側へ近づいているためです。 この領域は、今月の初めにXクラスのフレアを起こすなど 活発に活動していた1429黒点群の回帰です。 SDO衛星の可視光写真では、黒点の姿はまだ見えませんが、 白斑が少し見えています。 もうそこまで来ています。 今後、どの様な活動を起こすのか注目してください。 太陽風は、更に速度を下げて330〜340km/秒と完全に低速の風になっています。 磁場強度は5nTと平均的な強さです。 南北成分は、北寄りになったり、南寄りになったり、 ゆっくりと変化しています。 その影響で、オーロラ活動もずっと静かだったものが、 今朝からAE指数で500nTくらいの弱い変化が発生しています。 磁場の南北成分は、現在はまた北寄りに変わりつつあり、 このままだと磁気圏はまた静かになりそうです。 基本的には、太陽風は今後も低速の穏やかな状態が続きそうです。 (c) 角田桂子氏 角田桂子さんによる、2008年2月1日にアイスランドで撮影された真珠雲。アイスランドの旗とともに。 (c) 角田桂子氏 角田桂子さんによる、2008年2月1日にアイスランドで撮影された真珠雲。 (c) 角田桂子氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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