宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 3/27 13:32 更新 太陽風は低速です。磁場が南寄りに変わり、オーロラ活動が少し強まっています。 担当 篠原 フレアの発生をお知らせするメールを始めます。 このページ上部の「速報メール」のページからお申し込み下さい。 Twitterで流している速報のメール版で、内容に違いはありません。 現在もフレアの発生はあまり激しくありませんが、太陽活動の極大期を味わって下さい。 太陽風は、350km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度も4nTと平均的な値で推移しています。 今朝、27日6時(世界時26日21時)に、太陽風磁場のセクター境界がやって来た様です。 ACEの図では、水色の線がここでジャンプしています。 また、27日周期の図のセクターのグラフを見ると、 太陽風磁場の大まかな方向が 「A:太陽から地球方向」から「T:地球から太陽方向」へ変わっています。 ただし、前周期の変化を見ると、 2月28〜29日に短時間の「T」への変化が起きてすぐ戻り、 3月1日以降安定した「T」に変わっています。 今日の変化も、短時間で一旦「A」に戻るかもしれません。 また、セクターの切り替わりとともに、 太陽風磁場の南北成分が南寄りの傾向に変わっています。 このため、27日9時(世界時27日0時)以降のAE指数に小規模の変化が発生しています。 この頃の南極、昭和基地のオーロラの様子を全天カメラの動画で紹介します。 いよいよオーロラの季節は南半球へ移った様です。 太陽では、お昼、27日12時(世界時27日3時)に、 1444黒点群でC5.4の小規模フレアが発生しました。 ただ、可視光写真では1444群はほとんど見えなくなっています。 今後もこの領域の活動に注目して下さい。 また、この後、東の端から新しい黒点群が姿を現しそうです。 STEREO Behind衛星によると、ここでフレアが発生しています。 出現後は、こちらへの注意も必要になりそうです。 南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された、明け方のオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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