宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 3/11 15:56 更新 太陽風の乱れは終わりました。続いて、次の乱れが到来しそうです。 担当 篠原 今日は、更新がだいぶ遅くなってしまいました。 申し訳ありませんでした。 太陽風の乱れは、ひとまず終わったようです。 速度は昨日から下がり続け、 現在は430km/秒と平均的な速度に戻っています。 また、磁場強度も4nTと普通の値です。 磁場南北成分の南寄りの傾向は続いていて、 -2nT程度と弱くなりましたが、 マイナス側に振れています。 このため、磁気圏の乱れは、 激しさはなくなりましたが、 AE指数は500nT程度の変動が続いています。 太陽では、一昨日、9日12時半(世界時9日3時半)に、 M6.3の中規模フレアが起きました。 これに伴うCMEが、現在、地球に向かっている様です。 情報が得にくいため、詳しく分からないのですが、 今夜以降、再び太陽風の乱れがやって来る可能性があります。 前回の様な激しい変化ではありませんが、 磁場が南寄りで推移すれば、 活発なオーロラ活動が期待できます。 太陽では、深夜、11日2時(世界時10日17時)にも、 M8.4の中規模フレアが発生しています。 こちらもCMEを伴っているようなので、 13日以降は、そちらへの注意も必要になります。 また、太陽放射線は、だんだん低下しています。 今日まで、種子島のロケットコンテストに参加していました。 今、船で鹿児島へ戻りながら更新しています。 明日は名古屋行きで、 更新の時刻はまた遅くなるかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽放射線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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