宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 3/10 13:40 更新 太陽風の磁場が大きく南を向き、激しい磁気圏の擾乱が発生しました。 担当 篠原 昨日の昼、9日11時(世界時9日2時)頃から、 太陽風の磁場が大きく南を向くようになりました。 掲載のACEの図では前半が切れていますが、 -10nT前後、最大 -15nTの振幅が半日近く続きました。 この間、太陽風の速度は600km/秒程度あったようです。 SOHOの図では、 一時的に1000km/秒に及ぶ速度の高まりが記録されていますが、 正しい値なのかどうか分かりません。 この太陽風の乱れによって、磁気圏は大きく乱れました。 AE指数のグラフは、 2500nT に達する激しい変化を記録しています。 ただし、図の上側のAU, AL指数は、乱れが激しすぎて 普段とは大きく形が異なっています。 こうなると、活動の大きさは指数ではわからなくなります。 磁気嵐を表すDst指数は、-140nTまで振れています。 大きな磁気嵐になっている様です。 太陽放射線の強度が下がったので、 ACEの太陽風速度のデータが復活しました。 600km/秒の速度が現在も続いています。 磁場強度は6nTくらいに弱まった様ですが、 南向きの傾向は今も続いていて、 中規模のオーロラ活動を起こしています。 太陽は、1429黒点群で昨日、 M6.3の中規模フレアが起きたのを含め、 Cクラスのフレアが発生を続けています。 こちらも引き続き注意が必要です。 昨夜から種子島にいます。 高専の部活動で、 モデルロケットのコンテストに参加するためです。 このため今日の更新が遅くなってしまいました。 また、データもじっくり見る余裕がありません。 大きな現象が起きている最中なので、残念です。 こちらは、風が強いので困っていますが、 天気は良く、大会は順調に進んでいます。 また、アラスカより撮影されたばかりの素晴らしい オーロラの写真が届いています。 しかし、今日は掲載する方法がありません。 申し訳ないとともに、とても残念です。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽放射線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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