宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:13)
今日、C3.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 2 00:09 C3.4
3/ 1 --- ---
2/29 --- ---

黒点  3/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
1423 1 α C3
1427 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:07 457 -2.5
-2 h 464 -1.3
-4 h 459 -4.4
-6 h 454 -4.2
-8 h 475 -4.0
-10 h 491 -2.5
-12 h 485 -2.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -32 -/ -
-2 h -33 -/ -
-4 h -33 -/ -
-6 h -31 -/ -
-8 h -26 -/ -
-10 h -28 -/ -
-12 h -24 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
3/ 2 0.3 1x10^3
3/ 1 0.3 2x10^2
2/29 0.3 9x10^1
2/28 1.2 2x10^2
2/27 4.0 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 2/26 12:21 太陽でフィラメントの噴出が発生しています。現在の太陽風は平均的な状態です。
2012/ 2/27 10:25 太陽風の弱い乱れが到来しました。速度は450km/秒に高まっています。
2012/ 2/28 10:23 太陽風磁場が南向きに強まって、磁気圏活動が強まりました。現在は北向きに変わって、落ち着いています。
2012/ 2/29 12:29 CMEによる太陽風の乱れは弱まりつつあります。太陽は黒点も少なくなり、穏やかです。
2012/ 3/ 1 12:40 太陽風はやや高速で安定しています。磁場が北向きのためオーロラの活動は穏やかです。
最新のニュース

2012/ 3/ 2 14:13 更新
太陽風磁場南向きの影響で、オーロラの活動が強まっているようです。

担当 篠原

太陽風速度の弱い高まりが続いています。
昨夜は一時的に500km/秒まで高まったりしつつ、
現在も450km/秒とやや高い速度が続いています。

一方、磁場強度は5nTと平均的な強さに落ち着いているのですが、
南北成分が南向きに一方的に振れ続けています。
振幅は -3nTくらいで、この影響で、地球の磁気圏では
活発な磁気圏の活動が続いているようです。
AE指数のグラフは、500nTを超えるくらいの中規模の変化がずっと続いています。
一時的に1500nTまで振れている変化も記録されています。

AE指数が大きく振れている時刻の2時間くらい後に
ノルウェーのスバールバル島Longyearbyenで見えたオーロラの写真を掲載します。
(今日は時間の余裕が無く、動画の準備ができませんでした。)

太陽風は、現在のような高まりがもう数日程度続くかもしれません。


太陽は、右側の1423黒点群でC3.3の小規模フレアを起こしていますが、
今のところ、穏やかに推移しています。



ノルウェーのスバールバル島Longyearbyenで全天カメラによって撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。