宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2012/ 2/15 13:14 更新 太陽風磁場の南向きが強まって、活発なオーロラが発生しています。 担当 篠原 太陽風磁場の強まった状態が続いています。 昨日以降も磁場強度は8nT前後で安定しています。 磁場の南北成分も南寄りの傾向が続いていて、 昨夜以降は-5nTの南向きが半日以上続いています。 特に今朝15日10時(世界時15日1時)以降は、 現在にかけて、-8nTと更に強い南向きになっています。 これだけまとまった南向きが続いているのは、 11日に発生したCMEの影響がやって来たためかもしれません。 太陽風の速度は、400km/秒と平均的なレベルです。 太陽風磁場南向きの影響で、磁気圏のオーロラ活動が活発になっています。 AE指数のグラフは、800〜1000nTに及ぶ変化が半日続いています。 現在(世界時15日3時前後)のノルウェー・トロムソのオーロラの様子を動画で掲載します。 AE指数のグラフで最後に変化が強まっているあたりのオーロラです。 太陽風磁場の強まりは、今日、明日くらいまででしょう。 その後、太陽風は一旦静かになって、 以降は、SDO衛星AIA193に見えているコロナホールの影響がどの程度やって来るかです。 太陽の活動は静かで、目立ったフレア活動は発生していません。 黒点にも特に変化は見られません。 ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、活発なオーロラの活動。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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