宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:14)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/15 --- ---
2/14 --- ---
2/13 --- ---

黒点  2/15 (NOAA)
磁場 フレア
1416 15 β ---
1418 6 β ---
1419 2 β ---
1420 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:07 389 -7.8
-2 h 378 -7.4
-4 h 385 -3.8
-6 h 403 -4.1
-8 h 395 -4.0
-10 h 409 +0.4
-12 h 384 -4.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -42 -/ -
-2 h -33 -/ -
-4 h -33 -/ -
-6 h -30 -/ -
-8 h -27 -/ -
-10 h -30 -/ -
-12 h -28 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^1
2/15 0.3 1x10^2
2/14 0.4 3x10^2
2/13 0.4 7x10^2
2/12 0.5 6x10^2
2/11 0.4 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 2/10 09:53 スバールバル島のオーロラ動画をどうぞ。太陽は小さな活動が続いています。
2012/ 2/11 13:36 太陽でCMEが発生しています。太陽風は平均的な速度です。
2012/ 2/12 14:08 太陽の東端でCクラスのフレアが活発に発生しています。太陽風は低速の風になっています。
2012/ 2/13 09:47 太陽風はやや低速です。これからコロナホールの影響が始まる可能性があります。
2012/ 2/14 12:19 太陽風の弱い乱れにより、オーロラの活動が強まりました。今後CMEの影響が到来するかもしれません。
最新のニュース

2012/ 2/15 13:14 更新
太陽風磁場の南向きが強まって、活発なオーロラが発生しています。

担当 篠原

太陽風磁場の強まった状態が続いています。
昨日以降も磁場強度は8nT前後で安定しています。

磁場の南北成分も南寄りの傾向が続いていて、
昨夜以降は-5nTの南向きが半日以上続いています。
特に今朝15日10時(世界時15日1時)以降は、
現在にかけて、-8nTと更に強い南向きになっています。

これだけまとまった南向きが続いているのは、
11日に発生したCMEの影響がやって来たためかもしれません。

太陽風の速度は、400km/秒と平均的なレベルです。


太陽風磁場南向きの影響で、磁気圏のオーロラ活動が活発になっています。
AE指数のグラフは、800〜1000nTに及ぶ変化が半日続いています。

現在(世界時15日3時前後)のノルウェー・トロムソのオーロラの様子を動画で掲載します。
AE指数のグラフで最後に変化が強まっているあたりのオーロラです。


太陽風磁場の強まりは、今日、明日くらいまででしょう。
その後、太陽風は一旦静かになって、
以降は、SDO衛星AIA193に見えているコロナホールの影響がどの程度やって来るかです。


太陽の活動は静かで、目立ったフレア活動は発生していません。
黒点にも特に変化は見られません。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、活発なオーロラの活動。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。