宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2012/ 2/10 09:53 更新 スバールバル島のオーロラ動画をどうぞ。太陽は小さな活動が続いています。 担当 篠原 ノルウェーのスバールバル島Longyearbyenで美しいオーロラが撮影されています。 全天カメラによる動画をご覧ください。 世界時9日19〜20時のオーロラです。 今日のAE指数のグラフには2つの中規模の変化が記録されています。 このうちの、後の変化を見ていることになります。 背景の澄んだ星空や、月に照らされた雲も印象的な写真です。 写真の中央左寄りには北斗七星が見えています。 ひしゃくの2つの星を伸ばすと、北極星は写真中央の少し左上に見えています。 昨日440km/秒に下がってきた太陽風の速度は、 一旦400km/秒近くまで下がったものの、 その後また上がって、現在も440km/秒になっています。 しかし、27日周期の図のセクターを見ると、 ここで「T」から「A」に切り替わっている様で、 太陽風としては違う領域に入った様です。 これは、前周期にも1月12〜14日頃に見られた変化です。 そして、コロナホールの影響は、既にやって来たのか、 まだこれからなのか、しばらく様子を見て下さい。 太陽は、南東(左下)寄りに新しくできた1416黒点群が少し大きくなっています。 また、北東(左上)の端からは、新しい黒点が顔を出しています。 X線のグラフは、Bクラスの後半からC1にかけて、 小さな活動が頻繁に見られています。 GOES衛星X線カメラを見ると、1416群もこの小さな活動を度々起こしています。 北東端の新しい活動領域も含めて、今後の活動に注目してください。 ノルウェーのスバールバル島Longyearbyenで全天カメラによって撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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