宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2012/ 2/11 13:36 更新 太陽でCMEが発生しています。太陽風は平均的な速度です。 担当 篠原 太陽の北東側(左上)で2つのCMEが発生しています。 ひとつめは、10日6時(世界時9日21時)頃に、 次は、10日5時(世界時10日20時)頃です。 ふたつめのCMEの原因となったフィラメントの噴出を、 SDO衛星AIA304の動画で紹介します。 次に、SOHO衛星LASCO C3カメラによるCMEの動画を掲載します。 間隔が長かったので、間を省いてCMEの前後のみ取り出しています。 地球からは斜め方向の噴出なので、 影響がやって来ても小規模の変化になると思います。 到来は14〜15日頃でしょうか。 太陽は、南の1416黒点群が大きさを増しています。 フレアの活動は、C1に届かないくらいのBクラスの大きめのフレアを頻発しています。 成長の傾向があることからも、引き続き注目してください。 太陽風は、速度は450km/秒から400km/秒へ下がり気味です。 磁場強度も4nTくらいにやや弱まって、 太陽風は落ち着いています。 コロナホールの影響は、前周期ほどにも高まらなかった様です。 SDO衛星AIA193では、次の小さなコロナホールが太陽の中心を通過中です。 2〜3日後くらいに小さな太陽風の変化が見られるかもしれません。 磁気圏では、AE指数で300〜500nTくらいの弱い変化が発生しています。 全体的には穏やかな印象です。 この後も、CMEの影響を考えなければ、 太陽風、磁気圏は穏やかに推移しそうです。 SDO衛星のAIA304カメラによる、太陽の北部で発生したフィラメント噴出。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO LASCO C3カメラによる、太陽の北東へ噴出した2つのCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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