宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 2/14 12:19 更新 太陽風の弱い乱れにより、オーロラの活動が強まりました。今後CMEの影響が到来するかもしれません。 担当 篠原 太陽風に弱い変動が発生しました。 昨日より磁場強度が10nT程度に強まり、 それとともに磁場の南北成分が -5nT近い南向きになって、 オーロラの活動を強めました。 AE指数のグラフは、図の全体にわたって500nT程度の中規模の変動が続いています。 昨夜はアラスカのライブカメラでもきれいなオーロラが見えていました。 27日周期の図を見ると、 前周期の1月15〜16日に見られた変化が1日ほど遅れて回帰してきた様です。 前周期と違い、今回の太陽風速度の変化は430km/秒に留まっています。 高速風は来なかった様です。 この後は、11日に発生したCMEの影響が到来するかどうかに注目してください。 大きな変化は来ないと思いますが、 磁場が南向きに強まれば、活発なオーロラも期待できます。 また、SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 太陽の南側と東側に細いコロナホールが見えています。 これから1週間程度の太陽風に弱い高まりが見られるかもしれません。 太陽は、東端の1419、1420黒点群が見えてきました。 しかし、フレアの活動は弱まっていて、 X線のグラフは静かになっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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