宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 2/12 14:08 更新 太陽の東端でCクラスのフレアが活発に発生しています。太陽風は低速の風になっています。 担当 篠原 太陽の東端、1417黒点群の更に左側で、 大きめのCクラスフレアが発生しています。 11日19時(世界時11日10時)にC7.9、 12日4時(世界時11日19時)にC7.7と、続いてすぐにC5.3です。 この他にも、C1.4、C2.7、C2.7、C2.7などの小規模フレアが発生しています。 SDO衛星の可視光写真では、まだ黒点の姿は見えていない様です。 どんな活動領域が顔を見せるのか、注目してください。 一方、太陽の中央に見えている1416黒点群は、 C1.5の小規模フレアを起こした程度で、特に活発ではありません。 太陽風は、速度がどんどん下がって、 320km/秒の低速風になっています。 27日周期の図で前周期の変化と比べると、 1月14〜15日の速度低下に対応しているのでしょう。 すると、1月16日の様にこの後からコロナホールの影響で 速度が再び高まるかもしれません。 ここまでの変化としては、前周期よりも1日程度遅れている印象なので、 速度の高まりは明日くらいになるかもしれません。 現在の磁気圏は概ね静穏で、 AE指数のグラフは小さな変化が見られる程度です。 太陽風の速度低下という要素もありますが、 磁場の南北成分が北寄りに振れるようになってしまったことが 影響しているのでしょう。 昨日お知らせしたように、 14〜15日には、CMEによる小規模の乱れが発生する可能性もあります。 太陽風速度の変化はあまりないと思います。 磁場強度がどれだけ強まるか、そして、どれだけ南向きに振れるかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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