宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 2/13 09:47 更新 太陽風はやや低速です。これからコロナホールの影響が始まる可能性があります。 担当 篠原 太陽の東端から、1419、1420と2つの黒点群が顔を出しました。 黒点の規模は、特に大きくはない様です。 高緯度側の1419黒点群は、昨日の昼から深夜にかけて、 C1.3、C1.6、C3.9などの小規模フレアを起こしています。 X線グラフの変化は、一昨日の活動に比べるとやや弱まっているようですが、 引き続き注目してください。 中央付近の1416黒点群の形の変化が目立っていたので、 11〜12日の2日間の様子を動画で紹介します。 小さな黒点が大きな黒点に吸い込まれるような動きをしています。 太陽風は、少し速度が上がって、370km/秒とやや低速の状態です。 磁場強度は5〜7nTとやや強まっています。 27日周期の図を参考にすると、 これからコロナホールの影響が始まるところでしょうか。 前周期は500km/秒まで上昇しましたが、 今回も同じくらいに上がるかもしれません。 そして、14〜15日には、 CMEに関係した太陽風の変化がやって来る可能性があります。 磁気圏のオーロラ活動は穏やかで、AE指数は小さな変化が見られる程度です。 今後、コロナホールやCMEによる太陽風の変化がやって来ると、 ある程度活発なオーロラも期待できるでしょう。 SDO衛星の可視光写真による、1416黒点群の2日間の変化。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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