宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2012/ 2/ 9 09:32 更新 太陽風の速度はゆっくり下がっています。太陽には小さな黒点が現われています。 担当 篠原 太陽風は、昨日のニュース以降はゆっくりと速度を下げ、 440km/秒と平均的な速度に戻りつつあります。 27日周期の図を見ると、前周期の1月11〜12日とよく似た変化になりました。 すると、今度は、前周期の1月13日にやって来た速度の高まりの回帰が期待されます。 太陽の南半球に見えているコロナホールによる速度の高まりと考えられ、 明日くらいに地球にやって来るのではないかと思います。 前回同様小規模の変化となりそうですが、 どのタイミングでやって来るか注目してください。 太陽風の磁場強度は、3〜4nTとやや弱くなっています。 南北成分は相変わらず南寄りが続いていて、 このためAE指数のグラフは小規模の変動がずっと発生しています。 極域ではある程度にぎやかなオーロラが見られたのではないでしょうか。 太陽では、今朝、9日7時(世界時8日22時)にC2.8の小規模フレアが 西の端近くの新しい黒点群で発生しています。 太陽では、南東(左下)にも新しい黒点が発生しています。 半年ぶりの無黒点太陽まであと一歩でしたが、回避されてしまったようです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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