宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:05)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 5 --- ---
2/ 4 --- ---
2/ 3 --- ---

黒点  2/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
1410 2 β ---
1413 9 β ---
1414 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 440 -2.0
-2 h 452 -1.5
-4 h 452 +0.9
-6 h 444 -2.0
-8 h 448 -0.5
-10 h 446 -0.6
-12 h 444 +1.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -22 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -23 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -25 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -30 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^2
2/ 5 0.6 3x10^2
2/ 4 0.7 2x10^2
2/ 3 1.7 1x10^2
2/ 2 2.4 2x10^2
2/ 1 7.2 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
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太陽風 7日 (ACE)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 1/31 09:45 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。速度の変化は小さく、中規模のオーロラが発生したくらいです。
2012/ 2/ 1 12:50 太陽風は低速になり、オーロラ活動は静かです。太陽も静穏です。
2012/ 2/ 2 09:54 太陽のフレア活動は穏やかです。太陽風は平均的な速度です。
2012/ 2/ 3 09:43 太陽風は平均的な速度で、磁気圏は概ね静穏です。太陽も静かです。
2012/ 2/ 4 13:30 400km/秒台前半の太陽風が続いています。太陽は黒点も減り、フレア活動は静かです。
最新のニュース

2012/ 2/ 5 13:05 更新
440km/秒の太陽風が続き、南向き磁場の影響でオーロラも連続的に発生しています。

担当 篠原

太陽風は、速度(ACEの黄色線)は440km/秒とやや高め、
磁場強度(白線)は5nTと平均的な強度で、それぞれ安定した状態が続いています。

27日周期の図を見ると(速度、セクター、IMF)、
前周期の1月6日以降の太陽風の傾向が、
そのまま2月2日以降に回帰している印象です。

太陽風磁場の南北成分(赤線)は、
-3〜-5nT程度の南向き(マイナス方向)に頻繁に振れています。
このため、磁気圏へのエネルギーの流れ込みが続いていて、
AE指数のグラフは、小中規模の変動がずっと発生しています。

この中で、世界時4日20時頃に見られたトロムソのオーロラの様子を、
全天カメラの動画で紹介します。
明るい月があるため、撮影の条件はよくありませんが、
空を東西に横断するようにオーロラの帯が幾重にも現われています。


太陽風は、この後も2〜3日程度は現在の状態が続く可能性があります。
激しくはならなくても、ある程度のオーロラ活動は期待できそうです。


太陽は、新しく1414黒点群が出現しました。
しかし、小さな黒点だけで、1410、1413黒点群が西の端に近付いた分、
太陽面はより寂しくなった印象です。

フレア活動もなく、X線のグラフは静かです。

一方、SOHO衛星LASCO C3カメラによると、
太陽の北側と南東側に向かって、2つのCME(太陽ガスの放出現象)が発生しています。
それぞれフィラメントの噴出によるもので、南東のCMEは裏側の現象です。

また、太陽の右下に見える明るい星は、水星です。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、オーロラの活動。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO LASCO C3カメラによる、太陽の北と南東へ噴出した2つのCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。