宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:30)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 4 --- ---
2/ 3 --- ---
2/ 2 --- ---

黒点  2/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
1410 4 β ---
1413 15 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 412 -1.5
-2 h 429 -3.2
-4 h 429 -2.1
-6 h 403 -1.2
-8 h 415 +0.5
-10 h 414 +0.4
-12 h 428 +3.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -23 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^2
2/ 4 0.7 2x10^2
2/ 3 1.7 1x10^2
2/ 2 2.4 2x10^2
2/ 1 7.2 1x10^2
1/31 37.7 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 1/30 09:53 太陽は穏やかで、太陽風も平均的な状態です。これからCMEの影響が到来するかもしれません。
2012/ 1/31 09:45 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。速度の変化は小さく、中規模のオーロラが発生したくらいです。
2012/ 2/ 1 12:50 太陽風は低速になり、オーロラ活動は静かです。太陽も静穏です。
2012/ 2/ 2 09:54 太陽のフレア活動は穏やかです。太陽風は平均的な速度です。
2012/ 2/ 3 09:43 太陽風は平均的な速度で、磁気圏は概ね静穏です。太陽も静かです。
最新のニュース

2012/ 2/ 4 13:30 更新
400km/秒台前半の太陽風が続いています。太陽は黒点も減り、フレア活動は静かです。

担当 篠原

太陽風は、400〜440km/秒と平均的な速度で安定しています。
27日周期の図の前周期の変化とよく似た状態が続いています。
磁場強度は5nTとこちらも平均的な状態です。
南北成分は、南に北にと変化していて、
磁気圏のオーロラ活動をもたらしています。
AE指数のグラフでは、200〜500nTの小中規模の変化があちこちで起きています。
派手ではありませんが、
ある程度のオーロラが極域では見られているのではないでしょうか。


27日周期の周期性がこのまま続くとすると、
太陽風はもう3〜4日程度現在の様な速度が続きそうです。
その後は、SDO衛星AIA193の南東(左下)にある
小さなコロナホールの影響が考えられます。
前周期の1月13日の速度上昇の回帰です。
そのまま今期に持ってくると、2月9日になります。


一方、太陽はとても静かです。
黒点群は、1410群と1413群の2つになってしまいました。
STEREO Behindで東側に先回りしても、目立った活動領域はなく、
新しい黒点群の発生を待つことになるのかもしれません。

X線のグラフも、静穏レベルがどんどん低くなって、
B1の強さまで下がっています。
比べ方が難しいですが、ざっと見た印象で、
これだけしっかり下がっているのは、昨年の8月以来だと思います。

太陽活動がこれで終わりという意味ではありませんので、
今後の高まりに注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。