宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2012/ 2/ 1 12:50 更新 太陽風は低速になり、オーロラ活動は静かです。太陽も静穏です。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風の速度はどんどん下がって、 2月1日3時(世界時1月31日18時)には、330km/秒まで下がりました。 そこではね返って、現在は360km/秒です。 太陽風は低速の風になっています。 磁場強度は、5nTから6nT程度と平均的な強度で安定しています。 磁場の南北成分は北寄りに推移しています。 これに低速であることが重なって、磁気圏はたいへん静かです。 AE指数のグラフはほとんど変化していません。 太陽風は、今後も低速の穏やかな状態が続きそうです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 太陽の中心から北に向かって薄暗い領域がうねっています。 こちら側は、ダークフィラメントの様に見えます。 反対に南半球側の暗い部分は、コロナホールの様に見えます。 もしそうであれば、3日後の2月4日頃の太陽風に弱い影響があるかもしれません。 太陽も、X線のグラフは目立った変化はなく、 フレアの活動は穏やかです。 太陽の東側にも濃くに黒点群は見られないようで、 太陽も静かな状態が続きそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽放射線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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