宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:50)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線がやや強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 1 --- ---
1/31 --- ---
1/30 13:35 C1.3

黒点  2/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
1408 1 α ---
1410 8 β C1
1411 7 β ---
1413 15 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:15 363 +5.1
-2 h 359 +1.5
-4 h 347 +2.1
-6 h 333 +2.2
-8 h 333 +2.8
-10 h 335 +2.3
-12 h 349 +1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -3 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 4.4 9x10^1
2/ 1 7.2 1x10^2
1/31 37.7 2x10^3
1/30 83.3 2x10^3
1/29 686.0 2x10^3
1/28 796.0 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 1/27 09:45 1402黒点群でCクラスフレアが続きました。コロナホールの影響か、太陽風はやや高速です。
2012/ 1/28 12:52 X1.7の大規模フレアが発生しました。太陽放射線が増加しています。CMEは横向きなので影響は小さいでしょう。
2012/ 1/29 10:27 太陽は穏やかです。太陽風は平均的な状態で、弱いオーロラ活動が続いています。
2012/ 1/30 09:53 太陽は穏やかで、太陽風も平均的な状態です。これからCMEの影響が到来するかもしれません。
2012/ 1/31 09:45 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。速度の変化は小さく、中規模のオーロラが発生したくらいです。
最新のニュース

2012/ 2/ 1 12:50 更新
太陽風は低速になり、オーロラ活動は静かです。太陽も静穏です。

担当 篠原

昨日のニュース以降、太陽風の速度はどんどん下がって、
2月1日3時(世界時1月31日18時)には、330km/秒まで下がりました。
そこではね返って、現在は360km/秒です。
太陽風は低速の風になっています。

磁場強度は、5nTから6nT程度と平均的な強度で安定しています。

磁場の南北成分は北寄りに推移しています。
これに低速であることが重なって、磁気圏はたいへん静かです。
AE指数のグラフはほとんど変化していません。


太陽風は、今後も低速の穏やかな状態が続きそうです。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
太陽の中心から北に向かって薄暗い領域がうねっています。
こちら側は、ダークフィラメントの様に見えます。
反対に南半球側の暗い部分は、コロナホールの様に見えます。
もしそうであれば、3日後の2月4日頃の太陽風に弱い影響があるかもしれません。


太陽も、X線のグラフは目立った変化はなく、
フレアの活動は穏やかです。
太陽の東側にも濃くに黒点群は見られないようで、
太陽も静かな状態が続きそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽放射線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。