宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:43)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 3 --- ---
2/ 2 --- ---
2/ 1 --- ---

黒点  2/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
1410 13 β ---
1411 7 β ---
1413 24 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:34 401 -2.6
-2 h 413 -4.7
-4 h 432 +0.6
-6 h 401 +1.5
-8 h 383 +2.1
-10 h 392 +2.4
-12 h 438 +1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -15 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 1x10^2
2/ 3 1.7 1x10^2
2/ 2 2.4 2x10^2
2/ 1 7.2 1x10^2
1/31 37.7 2x10^3
1/30 83.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 1/29 10:27 太陽は穏やかです。太陽風は平均的な状態で、弱いオーロラ活動が続いています。
2012/ 1/30 09:53 太陽は穏やかで、太陽風も平均的な状態です。これからCMEの影響が到来するかもしれません。
2012/ 1/31 09:45 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。速度の変化は小さく、中規模のオーロラが発生したくらいです。
2012/ 2/ 1 12:50 太陽風は低速になり、オーロラ活動は静かです。太陽も静穏です。
2012/ 2/ 2 09:54 太陽のフレア活動は穏やかです。太陽風は平均的な速度です。
最新のニュース

2012/ 2/ 3 09:43 更新
太陽風は平均的な速度で、磁気圏は概ね静穏です。太陽も静かです。

担当 篠原

太陽風は、400km/秒台前半と平均的な速度で安定しています(ACEの黄色線)。
27日周期の図で、前周期の1月6日以降に見られた変化が回帰してきたようです。

そう考えて、27日周期の図の速度の下のセクターのグラフを見比べると、
どちらも、このタイミングで「A(太陽風磁場の大まかな方向が太陽から地球向き)」から
「T(地球から太陽向き)」に切り替わっています。
この切り替わりの変化で何かが発生するということではありませんが、
太陽風の磁場の大きな構造も、27日前と同じような状態にある様です。

その太陽風の磁場の強度(ACEの白線)は、5nTと平均的な強さで安定しています。
南北成分(赤線)は小幅で北に振れたり(プラス)、南に振れたり(マイナス)しています。

AE指数のグラフは、小さな変化が時々見られる程度で、
磁気圏は概ね静かな状態にあります。


27日周期の図で前周期を見ると、400km/秒台前半の太陽風速度は、
1月11日頃まで続いています。
現在の周期に合わせると、
2月7日頃まで現在の太陽風の状態が続く可能性があります。

一方、SDO衛星AIA197では、小さなコロナホールが、
太陽の西半球側に見えています。
明日、明後日にこの影響が少しやって来て、
太陽風の速度がやや上がったり、磁場が強まったりするかもしれません。


太陽のフレア活動は低調です。
Bクラスの変化が見られた程度です。

黒点の見え方も、だいぶ寂しくなっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。