宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 1/29 10:27 更新 太陽は穏やかです。太陽風は平均的な状態で、弱いオーロラ活動が続いています。 担当 篠原 昨日のX1.7の大規模フレアを起こした1402黒点群は、 太陽の西に没してしまいました。 その後は、東側の1410黒点群でC1の小さなフレアが発生した程度で、 太陽は穏やかになっています。 太陽放射線もゆっくりと低下が続いています。 そのため、ACE衛星の太陽風データは今日の未明に回復しています。 現在の太陽風は、速度は430km/秒、磁場強度は5nTと、 どちらも平均的な値です。 コロナホールの影響はもう弱ってきた様です。 その中で、磁場は南向きの傾向がずっと続いています。 このため、磁気圏では弱いオーロラの活動が続いています。 AE指数では、200〜400nTくらいの変化です。 SOHO衛星で、X1.7フレアに続いて発生したCMEを見ると、 右上方向が中心ですが、太陽全体を包むように広がっています。 この様子から、地球方向にもガスが ある程度向かってきている可能性があります。 明日か明後日に太陽風の乱れが到来するかもしれません。 速度や磁場の変化によって、 オーロラもある程度活発化するかもしれません。 観望のチャンスと言えそうです。 放射線帯の高エネルギー電子の増加は止まっています。 特に高いレベルにはなりませんでした。 SOHO衛星 LASCO C3カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽放射線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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