宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:52)
今日、X1.8の大規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が非常に強くなっています。放射線帯電子はやや強くなっています。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/28 03:03 X1.8
02:36 C3.3
1/27 15:16 C5.6
13:01 C2.1
10:09 C1.8
06:49 C1.9
05:21 C2.9
1/26 19:02 C2.7
10:39 C8.0
09:26 C5.8

黒点  1/28 (NOAA)
磁場 フレア
1402 3 β X2
1408 5 β ---
1410 1 α ---

太陽風 (ACE)
プロトン増加のため
速度の計測が不正確です
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 284 -2.7
-2 h 288 -3.5
-4 h 284 -2.8
-6 h 425 -0.4
-8 h 512 +1.7
-10 h 530 +1.6
-12 h 529 +1.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -30 -/ -
-2 h -27 -/ -
-4 h -23 -/ -
-6 h -22 -/ -
-8 h -25 -/ -
-10 h -27 -/ -
-12 h -31 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 782 2x10^3
1/28 796 4x10^3
1/27 32 1x10^3
1/26 139 4x10^2
1/25 6310 1x10^4
1/24 3900 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 1/24 10:19 M8.7の中規模フレアが発生しました。今夜以降にかなり高速の太陽風が到来して、磁気圏が激しく乱れる可能性があります。
2012/ 1/25 01:00 太陽風の衝撃波が到来しました。磁場は北向きで、磁気圏の乱れは大きくありません。
2012/ 1/25 15:56 CMEによる太陽風の擾乱が到来し、磁気圏の活動が活発に起きました。
2012/ 1/26 10:29 太陽風の乱れは終わりに近づいています。太陽も黒点が少なくなっています。
2012/ 1/27 09:45 1402黒点群でCクラスフレアが続きました。コロナホールの影響か、太陽風はやや高速です。
最新のニュース

2012/ 1/28 12:52 更新
X1.7の大規模フレアが発生しました。太陽放射線が増加しています。CMEは横向きなので影響は小さいでしょう。

担当 篠原

今日の未明、28日3時(27日18時)に、
太陽の北西端に没しつつあった1402黒点群で、
X1.7の大規模フレアが発生しました。
23日のM8.7に続く、大きな活動です。
半ば太陽の向こう側に隠れていたので、
本当の規模はこれより大きかったのではないでしょうか。

SDO衛星AIA193による動画を掲載します。
爆発とその後のポストフレアループが美しく見えています。

このフレアにより、太陽放射線(非常に高速の陽子)が増加しています。
GOES衛星のグラフでは、700〜800程度に増加しています。
この影響で、ACE衛星の太陽風の速度データが一時的に異常になっています。
(黄色線のグラフが急に300km/秒に下がっている部分)

また、CME(太陽ガスの放出現象)も発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3による動画をご覧下さい。
写真の更新が午前4時までで止まっていて、
CMEの広がりは途中までしか写っていません。
太陽の真横で発生したので、地球への影響は小さいでしょう。
29日午後か30日くらいの太陽風に小規模の変化が到来するかもしれません。


最新の太陽風速度は、ACE衛星のデータが使えないので、
SOHO衛星の観測を参照して下さい。
今日の3枚目の図に掲載しています。

太陽風は、昨日のニュース以降、500km/秒台前半にまで速度が上がりました。
コロナホールの影響が強まったと思われます。
その後、少し下げて、500km/秒をやや下回るくらいの速度になっている様です。

最新のSDO衛星AIA193のコロナ写真によると、
南半球に見えているコロナホールは、
緯度は高くなりますが、まだ太陽の中心線付近まで広がっています。
このため、まだ3〜4日程度は弱まりながらも影響が残る可能性があります。


太陽風の速度が上がった影響で、
小規模ですがオーロラの活動が連続的に発生しています。
AE指数のグラフでは、300nT前後の変化が半日程度起きています。

グラフは、後半から静かになっていますが、
ACEの太陽風データを見ると、
この6時間ほど、磁場が-3nTくらいの南向きになっています。
この影響で再びオーロラ活動がある程度活発になると思います。
この後も、ライブカメラなどに注目して下さい。


放射線帯の高エネルギー電子は、3000くらいに増えています。
まだそれほど高くはありませんが、引き続き増加する可能性もあります。



SDO衛星AIA193による、太陽の西端で発生したXクラスフレア。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース )


SOHO衛星LASCO C3による、CMEの噴出。
(c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO衛星プロトンモニターによる太陽風の速度変化。2日間。
(c) University of Maryland


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽放射線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。