宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2012/ 1/25 15:56 更新 CMEによる太陽風の擾乱が到来し、磁気圏の活動が活発に起きました。 担当 篠原 今日は多忙のため、昼までの更新ができませんでした。 申し訳ありません、 昨夜のニュースで紹介していましたが(こちらもご覧ください)、 昨夜遅く、太陽風の擾乱が地球に到達し、磁気圏に活発な活動を起こしました。 SOHOの観測によると、太陽風の速度は750km/秒に上昇しています。 そして、ACEの観測によると、磁場強度は初め40nTに強まり、 その後すぐに下がって20nTとなっています。 注目の南北成分は、北向きに振れ、そのため、磁気圏への影響度はだいぶ小さくなりました。 AE指数では、最高で1500nTと、大規模な変動は起きましたが、 特別激しい変化にはなりませんでした。 トロムソの全天カメラの様子を掲載します。 もし、太陽風磁場の変化が南向きだったとすると、かなり活発な磁気圏活動になったでしょう。 太陽放射線の強度が下がり、ACEの太陽風の速度データが戻ってきました。 現在は600km/秒と普通の高速風程度の速さです。 磁場強度は8nTと強まった状態です。 引き続き、通常レベルとしての活発なオーロラ活動は期待できます。 今回の変動に伴って、放射線帯の高エネルギー電子も高まっています。 ぎりぎり10000には達したくらいですが、今後も更に上昇する可能性があります。 SOHO衛星プロトンモニターによる太陽風の速度変化。2日間。 (c) University of Maryland ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽放射線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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