宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/11/ 5 11:06 更新 太陽はMクラスフレアを起こしていますが、活動は比較的落ち着いています。 担当 篠原 昨日の朝にX1.9の大規模フレアが発生しましたが、 その後は、X線の強度もやや下がり、 5日5時半(世界時4日20時半)にM1.0の中規模フレアと、 その前後にCクラスのフレアが数回起きた程度で、 1339黒点群の活動はやや落ち着いています。 しかし、1339黒点群は現在も大きく、複雑な形を保っています。 一旦静かになって、再び活動が強まるという変化もよく見られることなので、 引き続き活動に注目してください。 GOES衛星のX線動画を見ると、太陽の東端の向こう側から、 次の活動的な領域が近づいている様です。 こちらにも注意が必要でしょう。 太陽風は、速度は320〜360km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度も、5nT付近と平均的な状態ですが、 磁場の南北成分が、-2〜-3nTと振幅は弱いですがずっと南を向いています。 このため、AE指数でも小規模の変化が長い時間見られています。 5日8時(世界時4日23時)頃の、ノルウェー・トロムソのオーロラを紹介します。 AE指数は400nTほどの変化です。 北欧の夜空にオーロラが美しく輝いています。 トロムソのオーロラは、10月25日、26日の記事でも紹介しました。 この時は、磁気嵐に関連して赤いオーロラが目立っていました。 その動画との色合いの違いを比べると面白いでしょう。 太陽風は、これからコロナホールの影響が及んで、 速度などがいくらか上昇するかもしれません。 変化は小規模になりそうで、特に目立った変化は見られないかもしれません。 昨日のX1.9のフレアによって、太陽放射線も少し上昇しています。 特に大きな変化ではなく、現在は安定しています。 ノルウェーのトロムソで全天カメラにより撮影された、オーロラの様子。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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