宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/11/ 3 12:55 更新 太陽東端の1339黒点群でM4.3のフレアが発生しました。Cクラスのフレアも多く発生しています。 担当 篠原 太陽の北半球側の東端に大きく見える1339黒点群で、 M4.3の中規模フレアが、今朝、3日7時(世界時2日22時)に発生しました。 黒点がこちら側に姿を現して、活動も本格的になってきました。 1339黒点群は、この前後にもC7.8、C4.4、C3.2など 多数のCクラスフレアを起こしています。 今後もMクラスフレアなどを起こす可能性があります。 また、SOHO衛星のLASCO C2カメラによると、 同じ頃に太陽の北東に向かってCMEが噴出しています。 しかし、M4フレアよりも1時間くらい早く発生しているようなので、 別の現象ではないかと思われます。 地球に影響はありません。 一方、太陽風は、昨日のニュース以降も磁場が-5nTと 半日にわたって南を向き続けました。 その後、0nT付近に落ち着いています。 この影響で、AE指数は500nTの中規模の変動が、 3日1時(世界時2日16時)頃まで続きました。 その後は、磁場の南向きが終わった影響で、 AE指数もほとんど変化しなくなっています。 この間、太陽風の速度は370km/秒から390km/秒、 磁場強度は6nTから5nTとどちらも安定していました。 今後も落ち着いた状態が続きそうですが、 明後日くらいから、太陽の南半球に南極から伸びているコロナホールの影響が 多少やって来るかもしれません。 緯度が高めなので、ほとんど変化は見られないかもしれません。 太陽の東端から現れた1339黒点群。SDOの可視光写真による。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO衛星 LASCO C2カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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