宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/10/25 11:21 更新 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。大きな磁気嵐が発生しています。 担当 篠原 22日に発生したCMEによる太陽風の乱れが、 今日の未明、25日3時(世界時24日18時)にACE衛星で観測されました。 太陽風の速度は500km/秒と高速状態に変わり、 磁場強度は20nTに達する強まりとなっています。 注目の磁場の南北成分は、初めの3時間ほどは北寄りの傾向でしたが、 その後、-10〜-15nTと大きく南向きになりました。 4時間ほど続いて、現在は0nT付近に戻っています。 この強い南向き磁場と、高めになった速度が重なって、 強い磁気圏活動が発生しています。 京都大学WDCのDst指数は速報値で-151nTに達する変化を記録し、 大きな磁気嵐が発生しています。 (この値は速報値なので、後に修正される可能性があります) オーロラの活動を表すAE指数は、 700〜1400nTに達する大きな変動を記録しました。 その頃のオーロラの様子を、ノルウェーのトロムソに設置された、 極地研究所の全天カメラの動画で紹介します。 大きな磁気嵐が発生しているため、赤いオーロラがとても目立っています。 ファイルサイズが大きくなって申し訳ありませんが、たっぷりとご覧ください。 太陽風の乱れは、今日から明日にかけて続きそうです。 そして、明日には乱れも弱まっていき、穏やかな状態に戻るでしょう。 その後は、低速の太陽風が続くと思われます。 一方、太陽のフレア活動は穏やかです。 ノルウェーのトロムソで全天カメラにより撮影された、激しいオーロラの様子。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) Dst指数(速報値)は、-151nTに達しています。 (c) 京都大学 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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