宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2011/11/ 1 07:51 更新 太陽の東端でMクラスのフレアが2回発生しています。南向き磁場がやや強まっています。 担当 篠原 太陽で、M1.1、M1.4と中規模フレアが2回発生しました。 発生した場所は、太陽の北東(左上)の端の領域です。 可視光写真では、まだ姿は見えていないようです。 このため、これらのフレアは、 実際にはもう少し規模が大きかったのかもしれません。 太陽の東端では、南側(下側)にも活動的な領域が見えています。 そろそろこちら側に出現すると考えられます。 今後の活動状況に注目してください。 太陽風は、速度は400km/秒と平均的な状態が続いています。 しかし、昨日の午後から南寄りの磁場が続いています。 磁場のグラフを見ると、31日16時半(世界時31日7時半)と、 1日1時(世界時31日16時)頃に不連続な変化が見られます。 27日のCMEなどが関係している可能性がありますが、詳しくは分かりません。 1日1時(世界時31日16時)以降は、南向き磁場がやや強まり、 -5nTに達する変化が6時間ほど続いています。 この影響で、AE指数も500nTを超えるくらいの中規模の変化になっています。 南向き磁場は、この後も数時間程度は続きそうです。 しかし、太陽風の速度が400km/秒なので、 磁気圏が特に大きく乱れることはないでしょう。 その後、北向きに反転するのか、このまま南寄りの傾向が続くのか、 注目してください。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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