宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:56)
今日、C3.7の小規模フレアが発生しました。
また、M6.5の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/20 09:20 C3.7
07:46 C3.4
10/19 23:30 M1.7
19:53 C4.1
15:35 M6.5
08:15 M4.7
04:28 M4.9
02:30 M1.1
00:37 C2.7
10/18 21:25 C4.2
19:08 C5.9
18:40 C2.3
13:07 C3.0
12:24 C5.7
09:13 C3.9
06:05 C5.4
01:26 C3.2

黒点 10/20 (NOAA)
磁場 フレア
3854 1 α M7
3856 4 βγ C6
3857 8 β ---
3859 9 βγ C2
3860 6 β C5
3862 1 α ---
3863 2 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 440 -1.0
-2 h 418 -1.5
-4 h 433 -1.1
-6 h 464 -0.2
-8 h 449 -6.2
-10 h 441 -2.3
-12 h 428 -1.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -34 -/ -
-2 h -26 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -35 -/ -
-8 h -26 -/ -
-10 h -28 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^1
10/20 0.2 8x10^2
10/19 0.2 1x10^3
10/18 0.2 1x10^3
10/17 0.2 2x10^3
10/16 0.2 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/10/15 12:16 太陽風は平均的な速度です。西空の紫金山・アトラス彗星をどうぞ。
2024/10/16 11:40 フレアの発生が増えています。9月の黒点相対数は 141.4 でした。
2024/10/17 12:27 太陽風は平均的な状態です。鹿児島からの紫金山・アトラス彗星をどうぞ。
2024/10/18 12:14 太陽風はやや低速です。太陽は穏やかになっています。
2024/10/19 14:09 太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動が高まっています。鹿児島からの紫金山・アトラス彗星をどうぞ。
最新のニュース

2024/10/20 12:56 更新
太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかになりそうです。

担当 篠原

太陽風の速度は、400〜450km/秒と平均的な状態です。
10nTに強まっていた磁場強度は、
5nTへ下がって平均的な状態に戻っています。

磁場の南北成分は、
グラフの中盤にかけて -5nT程度の南寄りの状態が続きました。
磁気圏の活動も高まった状態が続き、
AE指数は、500〜1000nTの中規模の変化が続いています。
しかし、太陽風のグラフの後半から、
南北成分は0nT付近で小さく変化する様になっています。
AE指数も最後は変化が小さくなっていて、
磁場のこの状態が続くと、磁気圏は穏やかになるでしょう。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見えていません。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽の南西の端(右下)の3854黒点群では、
昨日のニュース以降も
M6.5、M1.7と中規模フレアが発生しました。
この後は太陽の向こう側に進んで、見えなくなります。

その他の領域では、
C2〜4の小規模フレアが発生する程度で、
太陽は穏やかになりそうです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。