宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:09)
今日、M4.9の中規模フレアが発生しました。
また、M2.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/19 08:15 M4.7
04:28 M4.9
02:30 M1.1
00:37 C2.7
10/18 21:25 C4.2
19:08 C5.9
18:40 C2.3
13:07 C3.0
12:24 C5.7
09:13 C3.9
06:05 C5.4
01:26 C3.2
10/17 23:10 C6.6
17:02 C4.0
14:43 C3.9
13:56 M2.4
11:13 M1.0
02:42 C7.1
00:33 C6.1

黒点 10/18 (NOAA)
磁場 フレア
3852 9 β M5
3854 16 βγ M5
3855 3 β C4
3856 12 βγδ M1
3857 6 βγ ---
3858 4 β ---
3859 10 β ---
3860 6 β C7

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:06 412 +0.5
-2 h 415 -4.8
-4 h 424 -5.8
-6 h 406 -6.9
-8 h 391 -1.6
-10 h 410 +6.5
-12 h 364 -2.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -56 -/ -
-2 h -34 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^1
10/19 0.2 1x10^3
10/18 0.2 1x10^3
10/17 0.2 2x10^3
10/16 0.2 1x10^3
10/15 0.2 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/10/14 13:01 太陽風は平均的な速度に戻っています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2024/10/15 12:16 太陽風は平均的な速度です。西空の紫金山・アトラス彗星をどうぞ。
2024/10/16 11:40 フレアの発生が増えています。9月の黒点相対数は 141.4 でした。
2024/10/17 12:27 太陽風は平均的な状態です。鹿児島からの紫金山・アトラス彗星をどうぞ。
2024/10/18 12:14 太陽風はやや低速です。太陽は穏やかになっています。
最新のニュース

2024/10/19 14:09 更新
太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動が高まっています。鹿児島からの紫金山・アトラス彗星をどうぞ。

担当 篠原

太陽風は、350km/秒と低速の状態から、
現在は420km/秒と平均的な速さに上がっています。
磁場強度は、8〜10nTとやや強まった状態で推移しています。

磁場の南北成分は、南北にゆっくり切り替わっています。
磁場がやや強まっているため、
南向きの変化は、-5nTを超えるくらいになっています。

このため、磁気圏の活動が高まっていて、
AE指数は、500〜800nTの中規模の変化が続いています。

太陽風のグラフの最後では、磁場は北向きに変化しています。
この後、南向きに切り替わる変化が発生すると、
磁気圏活動の高まりも続きます。
注目して下さい。


太陽は、南西の端(右下)に達した3854、3852黒点群で、
今日未明、19日2時半(世界時18日17時半)から、
今朝、19日8時(世界時18日23時)にかけて、
M1.1、M4.8、M4.7と中規模フレアが発生しています。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

黒点群は、この後太陽の向こう側に進み、
活動は見えなくなります。



18日夕方に、鹿児島で紫金山・アトラス彗星を見ることができました。
月、水、金と1日おきに晴れ間が来ています。
昨夕も雲が目立つ状態でしたが、十分楽しむことができました。
双眼鏡では良く見えましたが、肉眼では直接は見つけられませんでした。

今回は、iPhoneでも撮影してみました。
3秒露出になるのでしっかり固定する必要がありますが、
何の調節もなく撮ることができました。
天気が良ければ試してみてはいかがでしょうか。



3854、3852黒点群で発生した、M1.1、M4.8、M4.7の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


鹿児島県霧島市で18日18時47分頃に90mmレンズで撮影した紫金山・アトラス彗星。
(c) 篠原学


鹿児島県霧島市で18日19時31〜40分頃に62mmレンズで撮影した紫金山・アトラス彗星。
(c) 篠原学


鹿児島県霧島市で18日18時32分頃にiPhoneで撮影した紫金山・アトラス彗星。
(c) 篠原学


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。