宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/10/ 8 13:46 更新 太陽風は平均的な状態です。磁場が南向きになり、磁気圏の活動が強まりました。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒と平均的な状態で推移しています。 磁場強度は、グラフの前半は10nTに強まっていましたが、 後半は8nTに少し下がっています。 磁場の南北成分は、南向きの状態が続いていて、 グラフの前半は-5nT前後の状態が続き、 最後は少し小さくなって、-3nTになっています。 この影響で磁気圏の活動も強まって、 AE指数では、1000nTに強まる大きい変化も発生しています。 グラフの後半は、500nTくらいの中規模の変化です。 GOES衛星SUVI 195では、 コロナホールが太陽の中心線に達しています。 3日後くらいから影響が始まりそうです。 27日周期の図を見ると、 前周期は700km/秒を超える高速太陽風が来ましたが、 今回はどうなるでしょうか。 太陽は、7日15時(世界時7日6時)頃に、 南東側(左下)でフィラメント噴出が発生しています。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 この噴出により、CME(コロナ質量放出)が太陽の左下に広がっています。 横向きの噴出なので、地球への影響はありません。 また、今朝、8日5時(世界時7日20時)に、 北西の端近く(右上)で、C9.1の小規模フレアが発生しました。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 太陽の左下へ広がるCME。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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