宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/10/ 6 12:38 更新 太陽風の速度は450km/秒に下がり、高速太陽風は終わっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の夕方に500mkm/秒台を割り、 その後も次第に低下して、 現在は、450km/秒と平均的な速度に戻っています。 9月30日に始まった今回の高速太陽風は、 5日ほど続きました。 太陽風の磁場強度は、5nTから3nTに下がりましたが、 その後はゆっくりと上昇して、現在は7nTです。 磁場の南北成分は、前半は南寄りですが、 中ほどから北寄りに傾向が変わっています。 磁気圏の活動も穏やかになっていて、 AE指数は、初めの頃は小規模の変化が起きていますが、 後半は変化が見られなくなっています。 GOES衛星SUVI 195では、 東側(左側)の赤道域にコロナホールが見えています。 27日前と比べると、広がりが小さくなっています。 27日周期の図を見ると、 前周期は、9月15日から太陽風の速度が高まっています。 今回は、10月12日頃になりますが、 コロナホールの広がりを考えると、 速度の高まりは小さくなるかもしれません。 太陽は、C3〜4の小規模フレアが数回発生した程度で、 比較的穏やかな状態です。 ![]() GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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