宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:38)
昨日、C4.0の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 6 --- ---
10/ 5 21:38 C4.0
18:23 C2.0
17:26 C1.5
02:46 C3.5
10/ 4 18:26 C2.0
17:26 C1.9
13:56 C3.5
13:07 C3.2
12:13 C4.7
10:35 C5.5
09:28 C3.5
06:08 C3.0
02:04 C7.3

黒点 10/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
4232 15 β C4
4235 1 α ---
4236 14 β C5
4241 8 β C4
4242 13 β C6
4243 3 β ---
4244 3 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 440 +2.6
-2 h 446 +1.0
-4 h 443 +1.8
-6 h 439 +2.3
-8 h 439 +1.3
-10 h 445 +1.1
-12 h 465 -0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -18 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
10/ 6 0.7 2x10^4
10/ 5 0.6 3x10^4
10/ 4 0.7 3x10^4
10/ 3 0.4 2x10^4
10/ 2 0.3 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/10/ 1 12:31 太陽風の速度が700km/秒に高まっています。磁気圏の活動も活発です。
2025/10/ 2 11:57 太陽風は700km/秒の高速の風が続いています。磁気圏も活動的です。
2025/10/ 3 13:56 750km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏活動も活発です。
2025/10/ 4 08:57 太陽風は高速ですが、600km/秒に下がっています。磁気圏は活動的な状態です。
2025/10/ 5 13:31 太陽風の速度は530km/秒に下がっています。高速の状態は続いています。
最新のニュース

2025/10/ 6 12:38 更新
太陽風の速度は450km/秒に下がり、高速太陽風は終わっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日の夕方に500mkm/秒台を割り、
その後も次第に低下して、
現在は、450km/秒と平均的な速度に戻っています。

9月30日に始まった今回の高速太陽風は、
5日ほど続きました。

太陽風の磁場強度は、5nTから3nTに下がりましたが、
その後はゆっくりと上昇して、現在は7nTです。
磁場の南北成分は、前半は南寄りですが、
中ほどから北寄りに傾向が変わっています。

磁気圏の活動も穏やかになっていて、
AE指数は、初めの頃は小規模の変化が起きていますが、
後半は変化が見られなくなっています。

GOES衛星SUVI 195では、
東側(左側)の赤道域にコロナホールが見えています。
27日前と比べると、広がりが小さくなっています。

27日周期の図を見ると、
前周期は、9月15日から太陽風の速度が高まっています。
今回は、10月12日頃になりますが、
コロナホールの広がりを考えると、
速度の高まりは小さくなるかもしれません。


太陽は、C3〜4の小規模フレアが数回発生した程度で、
比較的穏やかな状態です。




GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。
(c) SDO (NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。