宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:56)
今日、C3.0の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風が非常に高速です。
磁気嵐が発達しています。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 3 01:59 C3.0
10/ 2 23:12 C3.0
18:27 C1.9
17:25 C3.1
16:07 C2.8
13:31 C4.1
11:03 M1.2
01:39 M1.2
10/ 1 20:30 C8.6
18:29 C8.3
17:25 C2.1
16:07 C4.1
11:15 M1.2
10:16 C7.9
09:46 C3.4
06:30 C4.0

黒点 10/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
4226 2 α M1
4230 14 βγδ C8
4232 18 βγδ M1
4233 3 β C4
4235 1 α C5
4236 20 βγ C9
4238 5 βγ ---
4240 1 α C4
4241 7 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 727 -3.2
-2 h 753 -4.0
-4 h 751 -1.8
-6 h 749 -2.2
-8 h 750 -4.8
-10 h 728 -3.1
-12 h 717 +1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -81 -/ -
-2 h -65 -/ -
-4 h -55 -/ -
-6 h -59 -/ -
-8 h -46 -/ -
-10 h -53 -/ -
-12 h -51 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^3
10/ 3 0.4 2x10^4
10/ 2 0.3 9x10^3
10/ 1 0.3 2x10^3
9/30 0.3 4x10^2
9/29 0.3 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 9/28 12:32 太陽風は平均的な速度で、磁気圏は概ね静穏です。
2025/ 9/29 10:55 M6.4の中規模フレアが発生しました。太陽風の磁場が強まっています。
2025/ 9/30 13:12 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が激しくなっています。アラスカのオーロラをどうぞ。
2025/10/ 1 12:31 太陽風の速度が700km/秒に高まっています。磁気圏の活動も活発です。
2025/10/ 2 11:57 太陽風は700km/秒の高速の風が続いています。磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2025/10/ 3 13:56 更新
750km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏活動も活発です。

担当 篠原

太陽風の速度は、750km/秒前後で推移しています。
かなり高まった状態が続いています。
磁場強度は6nTと、昨日からは少し下がっていますが、
平均的な値で安定しています。

磁場の南北成分は、-3nT程度の南寄りの傾向が続いています。
磁気圏の活動は活発に続いていて、
AE指数は、1000〜1500nTの大きい変化が頻繁に発生しています。

GOES衛星SUVI 195では、
南半球のコロナホールは、東西に長く伸びています。
27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、今日に相当する9月6日から速度が高まり、
9月10日にかけて高速風が続いています。

コロナホールの広がりが変化していることもあり、
今回は、この後どの様に推移するでしょうか。
注目して下さい。


太陽は、昨日の昼のM1.2中規模フレア以降変化が少なくなっていて、
C3程度の小規模フレアが発生した程度です。

可視光写真では、
太陽の中心部に4236、4232黒点群が見えていますが、
活動は落ち着いている様です。



GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。
(c) SDO (NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。