宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:31)
今日、C3.5の小規模フレアが発生しました。
また、M1.5の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 5 02:46 C3.5
10/ 4 18:26 C2.0
17:26 C1.9
13:56 C3.5
13:07 C3.2
12:13 C4.7
10:35 C5.5
09:28 C3.5
06:08 C3.0
02:04 C7.3
10/ 3 23:22 M1.2
21:22 C6.1
18:26 C2.6
17:26 C2.9
15:05 C9.7
14:03 M1.5
01:59 C3.0

黒点 10/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
4230 4 βγ C3
4232 18 β M1
4233 2 α ---
4235 1 α ---
4236 17 βγ M2
4241 8 β C4
4242 3 β C6
4243 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:26 542 -1.9
-2 h 567 -0.2
-4 h 563 -2.0
-6 h 593 -0.6
-8 h 585 -1.5
-10 h 598 -2.1
-12 h 623 -3.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -38 -/ -
-2 h -31 -/ -
-4 h -28 -/ -
-6 h -32 -/ -
-8 h -39 -/ -
-10 h -40 -/ -
-12 h -40 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
10/ 5 0.6 3x10^4
10/ 4 0.7 3x10^4
10/ 3 0.4 2x10^4
10/ 2 0.3 9x10^3
10/ 1 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 9/30 13:12 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が激しくなっています。アラスカのオーロラをどうぞ。
2025/10/ 1 12:31 太陽風の速度が700km/秒に高まっています。磁気圏の活動も活発です。
2025/10/ 2 11:57 太陽風は700km/秒の高速の風が続いています。磁気圏も活動的です。
2025/10/ 3 13:56 750km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏活動も活発です。
2025/10/ 4 08:57 太陽風は高速ですが、600km/秒に下がっています。磁気圏は活動的な状態です。
最新のニュース

2025/10/ 5 13:31 更新
太陽風の速度は530km/秒に下がっています。高速の状態は続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、今朝まで600km/秒台を保っていましたが、
その後、低下して、現在は530km/秒です。
高速の状態は続いていますが、勢いはだいぶ落ち着いてきました。
磁場強度は、グラフが見にくくなっていますが、
5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、弱い南寄りになっています。
磁気圏の活動は続いていますが、
変化は次第に小さくなっていて、
AE指数のグラフは、
途中までは500〜1200nTの変化が発生していますが、
後半は500nT以下の小規模の変化に変わっています。

GOES衛星SUVI 195では、
南半球のコロナホールは南西側(右下)に進んでいます。
コロナホールの影響は次第に小さくなりそうです。

一方、北東側(左上)にコロナホールがやや淡く見えています。
次の注目はこの領域になりそうです。


太陽は、4日10時半(世界時4日1時半)にC5.5の小規模フレア、
4日12時(世界時4日3時)にC4.7の小規模フレアが発生しましたが、
それ以降は目立った変化はなく、穏やかな状態です。



GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。
(c) SDO (NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。