宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:57)
今日、C7.3の小規模フレアが発生しました。
また、M1.5の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 4 06:08 C3.0
02:04 C7.3
10/ 3 23:22 M1.2
21:22 C6.1
18:26 C2.6
17:26 C2.9
15:05 C9.7
14:03 M1.5
01:59 C3.0
10/ 2 23:12 C3.0
18:27 C1.9
17:25 C3.1
16:07 C2.8
13:31 C4.1
11:03 M1.2
01:39 M1.2

黒点 10/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
4226 2 α M1
4230 14 βγδ C3
4232 18 βγδ M1
4233 3 β C4
4235 1 α C5
4236 20 βγ M2
4238 5 βγ ---
4240 1 α ---
4241 7 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:45 635 -0.9
-2 h 597 -0.5
-4 h 611 -1.8
-6 h 658 -1.9
-8 h 674 -1.0
-10 h 706 -2.3
-12 h 733 -0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 -40 -/ -
-2 h -40 -/ -
-4 h -40 -/ -
-6 h -43 -/ -
-8 h -41 -/ -
-10 h -39 -/ -
-12 h -40 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^4
10/ 4 0.7 3x10^4
10/ 3 0.4 2x10^4
10/ 2 0.3 9x10^3
10/ 1 0.3 2x10^3
9/30 0.3 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 9/29 10:55 M6.4の中規模フレアが発生しました。太陽風の磁場が強まっています。
2025/ 9/30 13:12 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が激しくなっています。アラスカのオーロラをどうぞ。
2025/10/ 1 12:31 太陽風の速度が700km/秒に高まっています。磁気圏の活動も活発です。
2025/10/ 2 11:57 太陽風は700km/秒の高速の風が続いています。磁気圏も活動的です。
2025/10/ 3 13:56 750km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏活動も活発です。
最新のニュース

2025/10/ 4 08:57 更新
太陽風は高速ですが、600km/秒に下がっています。磁気圏は活動的な状態です。

担当 篠原

太陽風は、昨夜、3日20時(世界時3日11時)頃まで
750km/秒とかなり高まった状態が続きましたが、
その後ゆっくりと低下して、
現在は600km/秒前後と普通の高速風くらいになっています。
磁場強度は、5nTと平均的な値で推移しています。

磁場の南北成分は、-3nT程度の南向きが頻繁に発生しています。
磁気圏は活動的な状態が続いていて、
AE指数は500〜800nTと中規模の変化が連続的に発生しています。
速度が下がってきた影響か、
変化の大きさは次第に小さくなっています。

GOES衛星SUVI 195では、
南半球のコロナホールは、中心線を通り過ぎようとしています。
高速太陽風は、この後、次第に弱くなって行きそうです。


太陽は、中心部北西側(右上)の4236黒点群で、
M1.5の中規模フレアとC9.7の小規模フレアが
連続的に発生しています。
その後は特に活動はなく、落ち着いている印象です。

また、南西の端(右下)でもM1.2の中規模フレアが発生しています。



GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。
(c) SDO (NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC



27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。