宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/10/ 4 08:57 更新 太陽風は高速ですが、600km/秒に下がっています。磁気圏は活動的な状態です。 担当 篠原 太陽風は、昨夜、3日20時(世界時3日11時)頃まで 750km/秒とかなり高まった状態が続きましたが、 その後ゆっくりと低下して、 現在は600km/秒前後と普通の高速風くらいになっています。 磁場強度は、5nTと平均的な値で推移しています。 磁場の南北成分は、-3nT程度の南向きが頻繁に発生しています。 磁気圏は活動的な状態が続いていて、 AE指数は500〜800nTと中規模の変化が連続的に発生しています。 速度が下がってきた影響か、 変化の大きさは次第に小さくなっています。 GOES衛星SUVI 195では、 南半球のコロナホールは、中心線を通り過ぎようとしています。 高速太陽風は、この後、次第に弱くなって行きそうです。 太陽は、中心部北西側(右上)の4236黒点群で、 M1.5の中規模フレアとC9.7の小規模フレアが 連続的に発生しています。 その後は特に活動はなく、落ち着いている印象です。 また、南西の端(右下)でもM1.2の中規模フレアが発生しています。
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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