宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:38)
今日、C5.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 7 05:24 C5.1
10/ 6 18:22 C2.0
17:27 C2.1
10/ 5 21:38 C4.0
18:23 C2.0
17:26 C1.5
02:46 C3.5

黒点 10/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
4232 7 β C2
4235 1 α ---
4236 8 βγ C3
4241 7 β C4
4242 15 β ---
4243 3 β ---
4244 1 α ---
4245 3 β ---
4246 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 421 +1.2
-2 h 421 -1.3
-4 h 427 -3.9
-6 h 424 -1.3
-8 h 416 -0.8
-10 h 425 -1.0
-12 h 419 -2.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -27 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^3
10/ 7 0.4 2x10^4
10/ 6 0.7 2x10^4
10/ 5 0.6 3x10^4
10/ 4 0.7 3x10^4
10/ 3 0.4 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/10/ 2 11:57 太陽風は700km/秒の高速の風が続いています。磁気圏も活動的です。
2025/10/ 3 13:56 750km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏活動も活発です。
2025/10/ 4 08:57 太陽風は高速ですが、600km/秒に下がっています。磁気圏は活動的な状態です。
2025/10/ 5 13:31 太陽風の速度は530km/秒に下がっています。高速の状態は続いています。
2025/10/ 6 12:38 太陽風の速度は450km/秒に下がり、高速太陽風は終わっています。
最新のニュース

2025/10/ 7 12:38 更新
太陽風は平均的な状態です。9月の黒点相対数は 129.8 でした。

担当 篠原

WDC-SILSO より、9月の黒点相対数月平均値は、
129.8 と発表されました。

7月から、125.6、133.5、129.8と、
比較的安定した値が続いています。
1枚目の図を見ると、2024年後半の極大以降の、
ゆっくり下がる傾向に沿った値になっています。

1日値を見ると、9月の初めの頃と後半は150前後の日が続いていて、
その間の1週間程度、2桁に下がる日が発生しています。
2枚目の動画を見ると、途中に黒点が少なくなる期間があります。
最も少なかったのは、13日の54です。
太陽の東西の端に黒点群が見える程度で、
ちょっと寂しい太陽面になっていました。



太陽風は、420km/秒前後のの平均的な速さで安定しています。
磁場強度は、6nTから7nTに少し強まっています。

磁場の南北成分は、-3nT程度の南向きの変化がしばらく続いています。
磁気圏はやや活動的になって、
AE指数は300〜500nTの小規模の変化がしばらく続いています。

太陽風のグラフの最後では、磁場は北向きの変化が起きています。
この後は、南北どちら寄りで推移するでしょうか。

GOES衛星SUVI 195では、
コロナホールが太陽の中心線に近付いています。
4〜5日後くらいから、
この領域の影響で太陽風の速度が高まる可能性があります。

27日周期の図を見ると、
前周期は9月15日から太陽風の速度が高まっています。
この変化の回帰です。


太陽は、北西(右上)の領域でC5.1の小規模フレアが発生しています。
その他は目立った変化はなく、太陽は穏やかです。




太陽黒点相対数の長期変化。9月の黒点相対数は 129.8 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


9月の太陽黒点の推移。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。
(c) SDO (NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。