宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/10/ 7 12:38 更新 太陽風は平均的な状態です。9月の黒点相対数は 129.8 でした。 担当 篠原 WDC-SILSO より、9月の黒点相対数月平均値は、 129.8 と発表されました。 7月から、125.6、133.5、129.8と、 比較的安定した値が続いています。 1枚目の図を見ると、2024年後半の極大以降の、 ゆっくり下がる傾向に沿った値になっています。 1日値を見ると、9月の初めの頃と後半は150前後の日が続いていて、 その間の1週間程度、2桁に下がる日が発生しています。 2枚目の動画を見ると、途中に黒点が少なくなる期間があります。 最も少なかったのは、13日の54です。 太陽の東西の端に黒点群が見える程度で、 ちょっと寂しい太陽面になっていました。 太陽風は、420km/秒前後のの平均的な速さで安定しています。 磁場強度は、6nTから7nTに少し強まっています。 磁場の南北成分は、-3nT程度の南向きの変化がしばらく続いています。 磁気圏はやや活動的になって、 AE指数は300〜500nTの小規模の変化がしばらく続いています。 太陽風のグラフの最後では、磁場は北向きの変化が起きています。 この後は、南北どちら寄りで推移するでしょうか。 GOES衛星SUVI 195では、 コロナホールが太陽の中心線に近付いています。 4〜5日後くらいから、 この領域の影響で太陽風の速度が高まる可能性があります。 27日周期の図を見ると、 前周期は9月15日から太陽風の速度が高まっています。 この変化の回帰です。 太陽は、北西(右上)の領域でC5.1の小規模フレアが発生しています。 その他は目立った変化はなく、太陽は穏やかです。 ![]() 太陽黒点相対数の長期変化。9月の黒点相対数は 129.8 でした。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース ![]() 9月の太陽黒点の推移。 (c) SDO衛星HMII (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース ![]() GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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