宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 9/29 10:55 更新 M6.4の中規模フレアが発生しました。太陽風の磁場が強まっています。 担当 篠原 昨夕、28日17時半(世界時28日8時半)に、 太陽の北東側(左上)の4232黒点群で、 M6.4と大きめの中規模フレアが発生しました。 M6の規模に達するフレアの発生は、 世界時6月19日のX1.9以来で、およそ3か月ぶりです。 GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。 太陽では、この後も北東側でフレアの発生が続いています。 4232群では、C3.0、C3.7、C7.4などの小規模フレア、 上側に見える4233群では、C9.0、C9.9、C9.6と Mクラス寸前の小規模フレアなど、 もう一つ上側の4235群でもC5.5の小規模フレアが発生しています。 この後の活動に注目して下さい。 太陽風は、400km/秒と平均的な速度が続いています。 磁場強度は、8nTから次第に強まって、 現在は14nTに達しています。 磁場の南北成分は、北向きに強まる時間帯が続きましたが、 グラフの最後で南向きに変化しています。 磁気圏は比較的穏やかな状態が続いていますが、 この後、活動が少し強まるかもしれません。 GOES衛星SUVI 195では、 コロナホールが太陽の中心線に近付いています。 4日後くらいからこれらの領域の影響が始まりそうです。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。 (c) SDO (NASA) ![]() GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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