宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:55)
今日、C9.6の小規模フレアが発生しました。
また、M6.4の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/29 08:26 C6.3
07:14 C3.3
06:45 C5.5
05:19 C9.6
04:41 C7.4
04:15 C3.0
02:38 C3.8
01:41 C3.5
9/28 23:35 C3.6
22:15 C9.0
21:48 C3.2
20:30 C3.6
19:50 C3.9
18:32 C2.2
17:23 M6.4
13:30 C3.0
09:56 C2.8
05:41 C3.1
04:46 C5.4
02:42 C7.6
01:19 C2.9
9/27 22:03 C7.3
20:14 C3.2
18:33 C2.8
17:23 C1.7
16:03 M1.1
15:22 C3.9
14:30 C4.9
13:18 M1.1
12:31 M1.0
11:35 C3.6
09:31 C8.0
08:11 C2.8
07:23 C4.1
05:47 C4.0
04:48 M1.6
03:57 C7.8

黒点  9/29 (NOAA)
磁場 フレア
4225 1 α ---
4226 5 β M1
4227 5 β ---
4228 2 α ---
4230 7 βγ ---
4232 5 βγ M6
4233 6 β M2
4235 3 β C6
4236 7 β C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:45 397 -5.2
-2 h 413 -3.4
-4 h 395 -2.3
-6 h 393 +10.2
-8 h 394 +4.0
-10 h 412 -2.1
-12 h 408 +5.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 -4 -/ -
-2 h 12 -/ -
-4 h 10 -/ -
-6 h 15 -/ -
-8 h 6 -/ -
-10 h 15 -/ -
-12 h 22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
9/29 0.3 5x10^2
9/28 0.3 3x10^3
9/27 0.3 2x10^3
9/26 0.3 1x10^3
9/25 0.3 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 9/24 13:04 太陽風は高速の状態が続いています。イエローナイフの21日夜のオーロラをどうぞ。
2025/ 9/25 12:27 太陽風は高速ですが、終わりに向かいそうです。イエローナイフの21日夜のオーロラをどうぞ。
2025/ 9/26 13:37 太陽風は平均的な速度に戻っています。イエローナイフの21日夜のオーロラをどうぞ。
2025/ 9/27 13:34 太陽風はやや低速になっています。イエローナイフの23日未明のオーロラをどうぞ。
2025/ 9/28 12:32 太陽風は平均的な速度で、磁気圏は概ね静穏です。
最新のニュース

2025/ 9/29 10:55 更新
M6.4の中規模フレアが発生しました。太陽風の磁場が強まっています。

担当 篠原

昨夕、28日17時半(世界時28日8時半)に、
太陽の北東側(左上)の4232黒点群で、
M6.4と大きめの中規模フレアが発生しました。

M6の規模に達するフレアの発生は、
世界時6月19日のX1.9以来で、およそ3か月ぶりです。
GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。

太陽では、この後も北東側でフレアの発生が続いています。
4232群では、C3.0、C3.7、C7.4などの小規模フレア、
上側に見える4233群では、C9.0、C9.9、C9.6と
Mクラス寸前の小規模フレアなど、
もう一つ上側の4235群でもC5.5の小規模フレアが発生しています。

この後の活動に注目して下さい。


太陽風は、400km/秒と平均的な速度が続いています。
磁場強度は、8nTから次第に強まって、
現在は14nTに達しています。

磁場の南北成分は、北向きに強まる時間帯が続きましたが、
グラフの最後で南向きに変化しています。
磁気圏は比較的穏やかな状態が続いていますが、
この後、活動が少し強まるかもしれません。

GOES衛星SUVI 195では、
コロナホールが太陽の中心線に近付いています。
4日後くらいからこれらの領域の影響が始まりそうです。



4232黒点群で発生した、M6.4の中規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。
(c) SDO (NASA)


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。