宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:04)
今日、C6.8の小規模フレアが発生しました。
また、M1.0の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/24 12:26 C5.5
11:18 C6.8
9/23 19:29 M1.0
18:34 C1.9
18:08 C2.5
17:25 C1.5
01:03 C4.2
9/22 06:08 C6.6
02:36 C3.3

黒点  9/24 (NOAA)
磁場 フレア
4216 2 α ---
4217 11 βγ M1
4220 5 β C2
4221 1 α ---
4223 1 α C7
4224 3 β C3
4225 2 α ---
4226 12 β ---
4227 4 α ---
4228 1 α C3
4229 2 β ---
4230 8 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 546 +3.3
-2 h 538 +1.5
-4 h 541 +1.6
-6 h 555 +0.0
-8 h 565 +1.6
-10 h 552 +0.9
-12 h 557 +4.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -12 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
9/24 0.3 7x10^2
9/23 0.3 3x10^3
9/22 0.3 5x10^3
9/21 0.3 6x10^3
9/20 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 9/19 13:28 太陽風は平均的な速度に戻っています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2025/ 9/20 12:21 太陽風は低速になっています。M1.5の中規模フレアが発生しました。
2025/ 9/21 10:47 太陽風は更に低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2025/ 9/22 10:00 太陽風は低速の状態が続いています。コロナホールの影響が始まる可能性があります。
2025/ 9/23 10:02 高速太陽風が到来して、速度は520km/秒に高まっています。
最新のニュース

2025/ 9/24 13:04 更新
太陽風は高速の状態が続いています。イエローナイフの21日夜のオーロラをどうぞ。

担当 篠原

景山植光さんより、21日夜にカナダ・イエローナイフで撮影された
オーロラの写真をいただきました。

現在の高速太陽風が始まる直前の頃で、
太陽風の速度は330km/秒と低速でしたが、
磁場強度は10nTに強まっていました。
この頃に発生した小規模の活動で、
AE指数では目立った変化は発生していませんでした。

イエローナイフでは見事なオーロラが発生していた様です。
赤と緑の色の組み合わせがとてもきれいです。
2枚目の写真では、右側に夏の大三角や夏の天の川が見えています。
実際の空での広がりが想像できます。

続きの写真を明日、明後日に掲載する予定です。



現在の太陽風は、550km/秒と高速の状態が続いています。
磁場強度は、10nTからゆっくり下がって、
5nTと平均的な値に戻っています。
コロナホールの影響が続いている様です。

磁場の南北成分は、比較的北寄りですが、
南向きにも変化していて、磁気圏の活動はある程度強まっています。
AE指数は、500〜800nTの中規模の変化が度々発生しています。

GOES衛星SUVI 195では、
コロナホールは北西の端(右上)に近付いています。
この後、太陽風の速度は低下に向かいそうです。


太陽は、南西(右下)の4217黒点群でM1.0の中規模フレア、
隣の4224群でC6.8の小規模フレア、
南東(左下)の4226群でC5.5の小規模フレアが発生しています。

特に活動的という印象はありません。



カナダ・イエローナイフで、現地21日22時33分(世界時22日4時33分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


カナダ・イエローナイフで、現地21日23時3分(世界時22日5時3分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


カナダ・イエローナイフで、現地21日23時17分(世界時22日5時17分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


カナダ・イエローナイフで、現地21日23時18分(世界時22日5時18分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。
(c) SDO (NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。