宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:32)
今日、C7.6の小規模フレアが発生しました。
また、M1.6の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/28 09:56 C2.8
05:41 C3.1
04:46 C5.4
02:42 C7.6
01:19 C2.9
9/27 22:03 C7.3
20:14 C3.2
18:33 C2.8
17:23 C1.7
16:03 M1.1
15:22 C3.9
14:30 C4.9
13:18 M1.1
12:31 M1.0
11:35 C3.6
09:31 C8.0
08:11 C2.8
07:23 C4.1
05:47 C4.0
04:48 M1.6
03:57 C7.8
9/26 18:33 C2.5
17:23 C1.7
15:18 C2.4

黒点  9/28 (NOAA)
磁場 フレア
4225 1 α ---
4226 8 β M1
4227 8 β C3
4228 2 α ---
4229 2 β ---
4230 12 β ---
4231 1 α ---
4232 1 β M1
4233 7 β M2
4234 5 β ---
4235 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 411 +2.8
-2 h 415 -1.1
-4 h 394 +2.7
-6 h 371 -2.5
-8 h 369 -3.5
-10 h 369 +2.1
-12 h 367 -0.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -5 -/ -
-2 h 22 -/ -
-4 h 16 -/ -
-6 h 15 -/ -
-8 h 21 -/ -
-10 h 13 -/ -
-12 h 11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
9/28 0.3 3x10^3
9/27 0.3 2x10^3
9/26 0.3 1x10^3
9/25 0.3 6x10^2
9/24 0.3 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 9/23 10:02 高速太陽風が到来して、速度は520km/秒に高まっています。
2025/ 9/24 13:04 太陽風は高速の状態が続いています。イエローナイフの21日夜のオーロラをどうぞ。
2025/ 9/25 12:27 太陽風は高速ですが、終わりに向かいそうです。イエローナイフの21日夜のオーロラをどうぞ。
2025/ 9/26 13:37 太陽風は平均的な速度に戻っています。イエローナイフの21日夜のオーロラをどうぞ。
2025/ 9/27 13:34 太陽風はやや低速になっています。イエローナイフの23日未明のオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2025/ 9/28 12:32 更新
太陽風は平均的な速度で、磁気圏は概ね静穏です。

担当 篠原

太陽風の速度は、一旦360km/秒まで下がりましたが、
今朝から少し上がって、現在は410km/秒と平均的な速さに戻っています。
磁場強度は5nTから少し上がって、8nT前後で推移しています。

磁気圏は概ね静穏ですが、
太陽風の磁場が南向きに変化した頃に、
AE指数で500nTの中規模の変化が発生しています。

GOES衛星SUVI 195の太陽コロナ写真では、
東側(左側)の赤道付近と南半球側にコロナホールが見えています。
5日後くらいから、
この領域の影響で太陽風の速度が高まる可能性があります。


太陽は、北東の端(左上)に4232、4233、4235と3つの黒点群が現れています。
4232群では、M1.1、C6.8、C7.6、
4233群では、C3.2、C3.0、C7.3、C3.1、
4235群では、C5.4、
などの中規模、小規模フレアが次々に発生しています。

X線グラフでは、グラフの最後はフレアが少なくなっていますが、
この後のフレアの発生に注目して下さい。



GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。
(c) SDO (NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。