宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 9/26 13:37 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。イエローナイフの21日夜のオーロラをどうぞ。 担当 篠原 景山植光さんよりお送りいただいた、 21日夜のカナダ・イエローナイフのオーロラの最後の4枚です。 1、2枚目は、昨日の写真の続きです。 赤と緑の光の重なりがとてもきれいです。 そして、3、4枚目は、1時間半ほど過ぎた後の撮影です。 一直線に空を切り裂くような光り方が印象的です。 前の写真と比べると、この時は赤い光がより目立っている様に感じます。 この時も太陽風の速度は350km/秒と低速でしたが、 見事なオーロラの活動です。 9月12日から2週間にかけてオーロラの紹介をさせていただきました。 興味深い情報をどうもありがとうございます。 太陽風は、500km/秒から430km/秒へ速度が下がり、 平均的な速度に戻っています。 磁場強度は、5nTから4nTへ少し下がっています。 こちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、弱い南寄りになっています。 速度が下がってきた事もあって、磁気圏への影響は限定的ですが、 AE指数は、300〜500nTの小規模の変化が次々に発生しています。 GOES衛星SUVI 195では、 コロナホールは特に見えていません。 太陽風は、しばらく穏やかな状態が続きそうです。 X線グラフは目立った変化はなく、 太陽は穏やかになっています。 ![]() カナダ・イエローナイフで、現地21日23時21分(世界時22日5時21分)に撮影されたオーロラ。 (c) 景山植光氏 ![]() カナダ・イエローナイフで、現地21日23時22分(世界時22日5時22分)に撮影されたオーロラ。 (c) 景山植光氏 ![]() カナダ・イエローナイフで、現地22日1時49分(世界時22日7時49分)に撮影されたオーロラ。 (c) 景山植光氏 ![]() カナダ・イエローナイフで、現地22日1時50分(世界時22日7時50分)に撮影されたオーロラ。 (c) 景山植光氏 ![]() GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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