宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:37)
昨日、M1.6の中規模フレアが、一昨日もM1.0の中規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/26 --- ---
9/25 22:56 C3.4
18:33 C1.9
13:03 C3.6
11:16 C3.2
08:16 C4.6
04:00 M1.6
9/24 21:47 C5.4
18:19 M1.0
17:25 C3.0
14:35 C3.3
12:26 C5.5
11:18 C6.8

黒点  9/26 (NOAA)
磁場 フレア
4217 8 β C3
4221 1 α ---
4224 4 β M2
4225 3 α ---
4226 13 β C6
4227 5 α ---
4228 1 α ---
4229 8 β C2
4230 4 β C2
4231 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:26 432 -0.6
-2 h 444 -1.5
-4 h 458 -0.5
-6 h 451 -1.3
-8 h 460 -1.4
-10 h 481 -1.7
-12 h 468 +0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -10 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h 2 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h 8 -/ -
-10 h 6 -/ -
-12 h 5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
9/26 0.3 9x10^2
9/25 0.3 6x10^2
9/24 0.3 7x10^2
9/23 0.3 3x10^3
9/22 0.3 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
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NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 9/21 10:47 太陽風は更に低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2025/ 9/22 10:00 太陽風は低速の状態が続いています。コロナホールの影響が始まる可能性があります。
2025/ 9/23 10:02 高速太陽風が到来して、速度は520km/秒に高まっています。
2025/ 9/24 13:04 太陽風は高速の状態が続いています。イエローナイフの21日夜のオーロラをどうぞ。
2025/ 9/25 12:27 太陽風は高速ですが、終わりに向かいそうです。イエローナイフの21日夜のオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2025/ 9/26 13:37 更新
太陽風は平均的な速度に戻っています。イエローナイフの21日夜のオーロラをどうぞ。

担当 篠原

景山植光さんよりお送りいただいた、
21日夜のカナダ・イエローナイフのオーロラの最後の4枚です。

1、2枚目は、昨日の写真の続きです。
赤と緑の光の重なりがとてもきれいです。

そして、3、4枚目は、1時間半ほど過ぎた後の撮影です。
一直線に空を切り裂くような光り方が印象的です。
前の写真と比べると、この時は赤い光がより目立っている様に感じます。
この時も太陽風の速度は350km/秒と低速でしたが、
見事なオーロラの活動です。

9月12日から2週間にかけてオーロラの紹介をさせていただきました。
興味深い情報をどうもありがとうございます。



太陽風は、500km/秒から430km/秒へ速度が下がり、
平均的な速度に戻っています。
磁場強度は、5nTから4nTへ少し下がっています。
こちらも平均的な状態です。

磁場の南北成分は、弱い南寄りになっています。
速度が下がってきた事もあって、磁気圏への影響は限定的ですが、
AE指数は、300〜500nTの小規模の変化が次々に発生しています。

GOES衛星SUVI 195では、
コロナホールは特に見えていません。
太陽風は、しばらく穏やかな状態が続きそうです。


X線グラフは目立った変化はなく、
太陽は穏やかになっています。




カナダ・イエローナイフで、現地21日23時21分(世界時22日5時21分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


カナダ・イエローナイフで、現地21日23時22分(世界時22日5時22分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


カナダ・イエローナイフで、現地22日1時49分(世界時22日7時49分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


カナダ・イエローナイフで、現地22日1時50分(世界時22日7時50分)に撮影されたオーロラ。
(c) 景山植光氏


GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。
(c) SDO (NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。