宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:02)
今日、C4.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/23 01:03 C4.2
9/22 06:08 C6.6
02:36 C3.3
9/21 18:34 C1.6
17:26 C1.5
04:59 C3.4

黒点  9/23 (NOAA)
磁場 フレア
4216 2 α ---
4217 15 βγ C2
4220 12 β C3
4221 1 α ---
4223 3 α C7
4224 5 β C3
4225 4 β ---
4226 6 β ---
4227 3 α ---
4228 1 α C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:56 512 -0.5
-2 h 523 +0.7
-4 h 499 +3.5
-6 h 509 +1.0
-8 h 485 -1.6
-10 h 460 +4.4
-12 h 420 +10.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 5 -/ -
-2 h 5 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h 6 -/ -
-8 h 22 -/ -
-10 h 31 -/ -
-12 h 24 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^2
9/23 0.3 3x10^3
9/22 0.3 5x10^3
9/21 0.3 6x10^3
9/20 0.3 4x10^3
9/19 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 9/18 13:15 高速太陽風は終わりに近付いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2025/ 9/19 13:28 太陽風は平均的な速度に戻っています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2025/ 9/20 12:21 太陽風は低速になっています。M1.5の中規模フレアが発生しました。
2025/ 9/21 10:47 太陽風は更に低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2025/ 9/22 10:00 太陽風は低速の状態が続いています。コロナホールの影響が始まる可能性があります。
最新のニュース

2025/ 9/23 10:02 更新
高速太陽風が到来して、速度は520km/秒に高まっています。

担当 篠原

太陽風は、330km/秒と低速の状態からゆっくりと高まり、
23日3時(世界時22日18時)頃に520km/秒と高速の風になり、
以降、この状態が続いています。
コロナホールの影響が始まった様です。

太陽風の磁場強度は、10nTから18nTへ強まり、
その後下がって、現在は10nTに戻っています。
強まった状態は続いています。

太陽風磁場の南北成分は、北寄りになっています。
このため、磁気圏の活動はあまり強まっておらず、
AE指数は、速度が高まった後に時々500nTの変化が発生する程度です。

GOES衛星SUVI 195では、
コロナホールは北西側(右上)に更に進んでいます。
横の広がりがあまり大きくないので、
高速太陽風は比較的短い期間で終わりそうです。
どのくらい続くか注目して下さい。


昨日のニュースで紹介した、
太陽の右下へ広がるCME(コロナ質量放出)の続きの動画を掲載します。
C2(赤色)に続いて、C3(青色)でもきれいに広がっています。

太陽の可視光写真では、黒点が多く見えています。
フレアは、南東の端(左下)の領域でC4.2の小規模フレア、
その隣の4227群でC3.8の小規模フレアが発生しています。



太陽の右下へ広がるCME。昨日の動画の続きです。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。
(c) SDO (NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。