宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 9/22 10:00 更新 太陽風は低速の状態が続いています。コロナホールの影響が始まる可能性があります。 担当 篠原 太陽風の速度は、330km/秒から290km/秒へ更に低下し、 グラフの最後で320km/秒へ少し上がっています。 低速の状態は続いています。 磁場強度は、初めは2nTに下がっていましたが、 その後は5〜8nTくらいで推移しています。 GOES衛星SUVI 195では、 コロナホールは北西側(右上)にだいぶ進んでいます。 この領域の影響の到来が近付いている可能性があります。 太陽風の磁場強度や速度の変化に注目して下さい。 磁気圏は穏やかな状態が続いています。 AE指数は、300nTの小規模の変化が1回発生した程度です。 太陽は、中心部南側の4223黒点群で C6.6の小規模フレアが発生しています。 また、GOES衛星SUVI 304によると、 太陽の北東の端(左上)と南西の端(右下)で 連続するようにプロミネンス噴出が発生しています。 動画を掲載しますが、なかなか見応えのある噴出です。 SOHO衛星LASCO C2では、 南西側の噴出によるCME(コロナ質量放出)が良く見えています。 横向きの噴出なので、地球への影響はありません。 ![]() 太陽の北東側と南西側で発生したプロミネンス噴出。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() 太陽の右下へCMEが広がり始めています。 (c) SOHO衛星LASCO C2 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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