宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:21)
今日、M1.5の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/20 05:50 M1.5
9/19 18:36 C1.4
17:26 C2.2
15:52 C2.9
07:29 C2.9
00:38 C3.6
9/18 08:58 C2.8
00:38 C2.3

黒点  9/20 (NOAA)
磁場 フレア
4216 11 βγ M2
4217 8 β C3
4219 1 β C2
4220 21 βγ C4
4221 8 β ---
4222 2 α ---
4223 8 β C3
4224 6 β ---
4225 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 374 -1.9
-2 h 367 +0.2
-4 h 379 +0.1
-6 h 388 +0.8
-8 h 381 +0.2
-10 h 387 -0.2
-12 h 399 -0.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 10 -/ -
-2 h 12 -/ -
-4 h 11 -/ -
-6 h 10 -/ -
-8 h 8 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h 7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^3
9/20 0.3 4x10^3
9/19 0.4 1x10^4
9/18 0.4 1x10^4
9/17 0.4 7x10^3
9/16 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 9/15 13:33 太陽風の速度は700km/秒に高まっています。磁気圏の活動も強まっています。
2025/ 9/16 12:46 太陽風の速度は750km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。
2025/ 9/17 13:30 高速の太陽風が続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2025/ 9/18 13:15 高速太陽風は終わりに近付いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2025/ 9/19 13:28 太陽風は平均的な速度に戻っています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2025/ 9/20 12:21 更新
太陽風は低速になっています。M1.5の中規模フレアが発生しました。

担当 篠原

太陽風の速度は、430km/秒から360km/秒へ下がり、
低速になっています。
磁場強度は、3nTから2nTへ下がり、
最後で4nTへ少し上がっています。

磁場の南北成分は、0nT付近か北寄りの傾向が続き、
磁気圏はとても穏やかでした。
AE指数はほとんど変化がありません。

しかし、太陽風のグラフの最後で、
値は -2nTと小さいですが南向きに切り替わっています。
この傾向が続くと、
小規模ですが磁気圏活動が見られそうです。

GOES衛星SUVI 195の太陽コロナ写真では、
北半球のコロナホールは、太陽の中心線のところに見えています。
ここから地球の方向へ
速度の高い太陽風が吹き出しているところです。
明後日くらいから太陽風の速度が高まる可能性があります。


太陽では、今朝、20日6時半(世界時19日21時半)に、
北西(右上)の4216黒点群でM1.5の中規模フレアが発生しました。
Mクラスのフレアの発生は、
世界時9月6日のM1.2以来で2週間ぶりです。

可視光写真を見ると、黒点がだいぶ多くなっています。
南東の端(左下)には新しく2つの黒点群が見え始めています。
どのような領域でしょうか。



4216黒点群で発生したM1.5の中規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。
(c) SDO (NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。