宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 9/20 12:21 更新 太陽風は低速になっています。M1.5の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は、430km/秒から360km/秒へ下がり、 低速になっています。 磁場強度は、3nTから2nTへ下がり、 最後で4nTへ少し上がっています。 磁場の南北成分は、0nT付近か北寄りの傾向が続き、 磁気圏はとても穏やかでした。 AE指数はほとんど変化がありません。 しかし、太陽風のグラフの最後で、 値は -2nTと小さいですが南向きに切り替わっています。 この傾向が続くと、 小規模ですが磁気圏活動が見られそうです。 GOES衛星SUVI 195の太陽コロナ写真では、 北半球のコロナホールは、太陽の中心線のところに見えています。 ここから地球の方向へ 速度の高い太陽風が吹き出しているところです。 明後日くらいから太陽風の速度が高まる可能性があります。 太陽では、今朝、20日6時半(世界時19日21時半)に、 北西(右上)の4216黒点群でM1.5の中規模フレアが発生しました。 Mクラスのフレアの発生は、 世界時9月6日のM1.2以来で2週間ぶりです。 可視光写真を見ると、黒点がだいぶ多くなっています。 南東の端(左下)には新しく2つの黒点群が見え始めています。 どのような領域でしょうか。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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