宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 9/19 13:28 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 カナダ・イエローナイフに滞在中の 景山植光さんよりお送りいただいたオーロラ写真の続きを紹介します。 1、2枚目は昨日の写真の数分後の撮影で、 昨日のオーロラをそのまま東の地平線へ追いかけて行って撮影した様です。 昨日から続くオーロラの複雑な動きが印象的です。 3枚目は30分ほど後の撮影です。 高い空から降り注ぐような赤いオーロラの帯がとてもきれいです。 昨日のAE指数のグラフを見ると、 400nTくらいの変化が3時間程続いています。 素晴らしい夜だっただろうと思います。 とてもきれいな写真をどうもありがとうございます。 太陽風は、昨日のニュースの後も速度の低下が続き、 今日未明には500km/秒台を割り、 現在は430km/秒と平均的な速度に戻っています。 磁場強度は3nTとやや弱い状態です。 27日周期の図を見ると、今回の高速太陽風は4日ほど続きました。 27日前の前周期の変化と比較すると、 到来が半日ほど早まって、継続時間は同じくらいになっています。 次の回帰はどうなるでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、 グラフの前半は南向きに変化していて、 AE指数では500nTの中規模の変化が発生しています。 その後は北寄りに変わり、磁気圏は穏やかになっています。 GOES衛星SUVI 195では、 北半球のコロナホールが太陽の中心線に達しています。 3日後の22日くらいから太陽風の速度が高まる可能性があります。 太陽は穏やかな状態が続いています。 南西(右下)の4220黒点群でC3.6、 南東(左下)の4223群でC2.9の小規模フレアが発生した程度です。
(c) 景山植光氏 ![]() カナダ・イエローナイフで、現地17日0時12分(世界時17日6時12分)に撮影されたオーロラ。 (c) 景山植光氏 ![]() カナダ・イエローナイフで、現地17日0時58分(世界時17日6時58分)に撮影されたオーロラ。 (c) 景山植光氏 ![]() GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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